カニ22/カニ25

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20系両用電源車で異彩を放つカニ22。実車については重量が重すぎて電動発電機(MG)を撤去したなどの話は有名です。所有する模型はカニ25も含めて5両。

【カニ22-2】
KATO 「10-367 さくら」セットにあるパンタ付きの登場時の姿。赤い後部標識円板を付けた1960~65年頃を再現しています。

【カニ22-51】
KATO 「10-367 さくら」セットからの加工品。実車は1960年に「はやぶさ」用として製造されたが、そのままでは「はやぶさ」に使えない(重量過大で熊本以南で速度制限)事が判明、「さくら」用に転用するも51番のみ「はやぶさ」(その他予備)用に使うため落成直後にMGを降ろします。ただし、これは仮撤去で元に戻す計画があったため、パンタはそのままでした。飾りと化したパンタですが、畳みっぱなしなので恐らく上がらなくなるなどの不具合があったのでしょう。土台を残してアームは撤去します。模型はこの状態だった1962~64年頃を再現したものです。実車ではこの時代の「はやぶさ」「みずほ」「あさかぜ」「はくつる」などの予備車として運用に入ったようです。なおパンタ土台も外すのは仮撤去⇒本撤去に方針が変更後の1965年です。

【カニ22-52】
KATO「10-1141 20系 さくら 長崎編成」セットのもの。屋根色の塗り分けや若干のウェザリングを実施。実車の側面のルーバーは0番台(日車製)が青色、50番台(日立製)が銀色なので、52番の本車両は銀色にしました。
設定年代は1965年以降とし、「さくら」「あかつき」「彗星」「あけぼの」「ゆうづる」に入れられるようにしています。

【カニ25】
唯一のTOMIX。なぜか20系⇒24系に寝返った車両ですがここに載せます。TOMIXのHGモデルというのもあって、勿体なくて目立った加工はしていません。製品は側面ルーバーがもともと銀色だったので、ちゃんとやるならカニ25-1(種車カニ22-53)の車番を貼ることになります。

【カニ22 旧製品】
KATOの20系でリニューアル品が出るかなり前の1984年頃にカニ21から改造したもの。はじめはパンタを載せていましたが、外してしまいました。車番はカニ22-1なのに側面ルーバーを銀にしてしまったのは間違い(笑)
テール点灯加工もしましたが、ちょっと不調。中坊時代の作品として、このまま保存しています。

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