ナロ10

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【実車について】
ナロ10形は1957年(昭和32年)から33両製造された、10系軽量客車の特別2等車(いわゆる特ロ⇒現グリーン車)。
特急「つばめ」「はと」用として青大将色で登場し(1~28番)、29~33番はブルトレになる前の初期「あさかぜ」用としてぶどう色で使用された。
その後は特急「はつかり」、九州方面の特急「かもめ」や急行「高千穂」「霧島」「雲仙」などに使用された。1966年から全車冷房化が開始され同時に形式が「オロ11」となった。

【この模型について】
個人的にも好きな形式でもあるので19両所有しています。実車の塗色バリエーションは用途別/年代別に6種類あり、そのうち「はつかり色」以外はすべてあります。完成品を色差しした程度からガッツリ塗り替えたもの、キット作成品とバラエティに富んでいます。

① GMキット 青大将:時代設定は1957~1960年、特急「つばめ」「はと」用。中学生時代の作品ですが近年再塗装し、床下、台車ははKATO製現行品に交換しています。2両作成(1984年)。
② KATO(完成品) 青大将:ほぼそのままですが、若干色差し等はしています。8両所有(2012~2020年)。
③ KATO(塗り替え)ぶどう色+青帯(旧標記):時代設定は1957~1959年。特急「あさかぜ」用で1両作成(2018年)。
④ GMキット ぶどう色2号+青帯:時代設定は1959~1961年。上物はGMですが①同様、下回りはKATO現行品。3両作成(2015年)。
⑤ KATO(塗り替え)ぶどう色2号+淡緑帯:時代設定は1961~1964年。1両作成(2013年)。
⑥ KATO(完成品) ぶどう色2号+淡緑帯:⑤と同色だが完成品でKATO特急「かもめ」後期編成より。2両所有(
2015年)。
⑦ GMキット 青15号+淡緑帯:時代設定は1964~1967年。工法は①④と同じ。1両作成(2014年)。
⑧ KATO(塗り替え)青15号+淡緑帯:「モノ日記」2021/1/3掲載品。⑦と同色だがKATO製品からの塗り替えで1両作成(2021年)。

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