discogs のススメ 〜discogs との出会い〜
僕がdiscogs を知るきっかけとなったのはおよそ6年前の事です。 ある夏のこと、親戚の葬儀の帰り道。県をまたいだ長い道のりのその途中、以前8ヶ月ほど住んでいた県北の町を通りました。食事のため立ち寄ったその町に、何度かお世話になったレコード店がある事を思い出し、特に用事もなくお店を覗いてみました。 目当てのビートルズのレコードは数も多くなく、しかし気になったアイテムが一枚だけありました。それがロシア盤RUBBER SOULでした。 このレコードとの出会いが、僕とビートルズの距離をさらに深め、世界の人達と繋がっていく大きな出来事になったのです。 手に取ったロシア盤RUBBER SOULはなんだかクセのある、変なラクガキを書き込んだような表ジャケ、UK盤とは違う裏ジャケといった「奇妙なアルバムジャケット」と、すでに所有していたロシア盤アルバムA Taste of Honeyで聴かせる「きれいな音」の印象で購入を決めました。確か3000円前後の価格でした。 車の中でジャケを直接手に触れると、まず驚いたのはその「紙質」でした!本当に薄くてすぐに破れてしまいそうな材質!昔学生の頃、プリントに使われていた「わら半紙」そのもの! その時の感想は「こんなもんでレコードの音がえぇ訳無いわ!」と、ショックを受けました。 帰宅後、遅い時間だったためヘッドホンをつけてレコードを試聴しました。すると… 「演奏が始まらんじゃないか!」と回るレコードに目を向けると「ランイン(最初の無音部分)がやたら長い!」これじゃ始まらんわいや。ようやく演奏が始まりA1♪Drive My Carを終えA2♪ノルウェーの森のおよそ半分を過ぎた頃「おっ?!」と思う場面が。個人的にこの♪ノルウェーの森はRUBBER SOULの中でもさほど気にしていなかった曲でした。それが、聴き流していたにも関わらず、足を止めて、いや耳を止めてすぐさま針をA2の頭に戻したほど。 明らかに今まで聴いてきたこの曲とは違う。それを気づかせたのはPaulのベースラインの鮮明さ。そしてベースの音ではなく「リッケンバッカーの音」と気づかせるほどの立体感。 B面に入りB6♪If I Needed Someoneのギターソロの場面、ほとんどのレコードではギターソロのパートしか聴こえませんが、ギター2(と呼ぶのかな?)の音が並んで聴こえて来る! これら様々なギャップと驚きにより、ロシア盤RUBBER SOULを調べる事になったのです。 数日後、インターネットを使って検索をしても中々ヒットしません。何度か検索を試したある日、おかしなサイトに入って(迷って)いました。 そこが世界の音楽サイト「discogs 」でした。 そこにはRUBBER SOULと呼ばれるアイテムが600とも700ともあると記載されていて、その違いは前の日記に記した通り。 この中にロシア盤も含まれていましたが、そのロシア盤にも何種類もあるなんて! いや、そりゃ多少の知識は持っているつもりでしたが、僕の知識なんてあまりにもちっぽけなものに感じました。 当然、僕の興味は抑えることは出来ず、さらにその迷路に迷い込む事になったのです。 (続く) https://muuseo.com/momoten4010/items/1 (今回この日記に書いた表現と、数年前に書いた上のアイテム紹介の表現に多少ズレがあります。どちらかと言えば今回記した記憶の方が正しいと思います) #discogs
realminiature
2017/10/12初めまして!深くてとても興味深いです!続きを楽しみにしております!
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momoten4010
2017/10/12realminiatureさん、はじめまして!ようこそ我が博物館へ笑
お客様第一号であり、メッセージ第一号の記念すべき方であります!
応援ありがとうございます!
レコードの情報を探していたところ、こちらへ迷い込んでしまいました笑
いわゆる『まとめ』ることが大の苦手ですが、自分の持ってるモノを最大限発揮出来るよう、発信していきたいと思います!
今後ともよろしくお願いします!
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利右衛門
2021/09/30ランイン、ほんとに長いですね!
なんか、音のいいスペースなのにもったいない(^^;
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