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- 6F 大日本帝国古銭録
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【明治十五年】大日本帝国貨幣 一厘銅貨
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こちらはかつて大日本帝国で流通していた、「一厘銅貨」になります。
【製造年と諸情報】
明治六年から明治十七年まで製造された貨幣で、こちらはそのうちの明治十五年のものになります。
明治時代以降、かつての寛永通宝が「一文」から「一厘」として扱われるようになり、新たに「一厘銅貨」が発行されるものの需要はそこまで多くなかったためか、発行枚数はあまり無いようです。
また、非常に小さくて、薄いため(写真五枚目参照)使い勝手が悪く、逆に大きすぎて使いづらかった「二銭銅貨」とともに、他の一銭銅貨などよりも先に製造打ち切りとなりました。
【諸元と量目】
直径は16mm(公式には15.757mm)、量目は0.88gとなっています。
書類上の量目は0.907gですので、使用により摩耗したものと考えられます。
【効力について】
1953年の法律改正によって効力を失っており、現在では効力を有さない貨幣のひとつとなっています。
(2025/2時点での「一厘銅貨-明治十五年」の収蔵数:1点)
(情報参考元:Wikipedia)
