Pavement / Westing (Buy musket and sextant) - DRAG CITY DC14

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1993年に発売された悪名高きPAVEMENTの初期EPシングルコンピレーションアルバム。
曲順と収録シングルは

SIDE A
01. YOU’RE KILLING ME
02. BOX ELDER
03. MAYBE MAYBE
04. SHE BELIEVES
05. PRICE YEAH!
Slay Tracks: 1933-1969 (1989) [EP]

06. FORKLIFT
07. SPIZZLE TRUNK
08. RECORDER GROT
09. INTERNAL K-DART
10. PERFECT DEPTH
11. RECORDER GROT (RALLY)
Demolition Plot J-7 (1990) [EP]

SIDE B
12. HECKLER SPRAY
13. FROM NOW ON
14. ANGEL CARVER BLUES / MELLOW JAZZ DOCENT
15. DRIVE-BY-FADER
16. DEBRIS SLIDE
17. HOME
18. KRELL VID-USER
Perfect Sound Forever (1991) [EP]

19. SUMMER BABE
20. MERCY SNACK: THE LAUNDROMAT
21. BAPTIST BLACKTICK
Summer Babe / Mercy Snack / Baptiss Blacktick (1991) [Single]

22. MY FIRST MINE
23. MY RADIO
このアルバムのみ収録曲

の23曲。ファーストシングル”SLAY TRACKS” から始まるこのやたら評価の低い、というかこのアルバムで初めてペイブメントを聴いて嫌いになった人もたくさんいるらしい。「どうでもいいアルバム」とか「ソニックユースみたい」とか「これを最初に聴いてはいけない」とかまともな感想は今も皆無といっていいかもしれない(インターネット上のレビュー)。大手レコード販売店のレビューもどうでもいいものばかりだった。しかし、大傑作ファーストアルバム”Slanted and Enchanted ”(1992)が発売される以前の曲たちである。この4枚のシングルしか聴いていなかった当時彼らの熱狂的なファンたちはどうなってしまうのか?なんて考えてしまう。ネット上のこのアルバムに対する(このアルバムに限らず)評価またはセールスレビューを読んで(レコードを)買ったり買わなかったりするのは損だ。なぜならそれはSland~以降のアルバムを聴いてペイブメントを好きになった人達がほとんどでその人達がそれらのアルバムと比較して感想を述べているからに過ぎない(ことが多い、というか殆どそう)。そして、このアルバムはペイブメントの本当の意味でファーストアルバムと考えればなんにも問題は無く、本当は「このアルバムからペイブメントは聴くべきである」と声を普通にして言いたい。とても素敵なアルバムだし。

Pavement / Westing (Buy musket and sextant) - DRAG CITY DC14

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