Janis Joplin / Pearl

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(1971)
ジャニス・ジョプリンは、新しいバンド、フル・ティルト・ブギー・バンドとポール・A・ロスチャイルドのプロデュースでレコーディングを始めたが、アルバムの完成前にジャニスが死去したため、遺作として発売されたアルバム。
キレのあるグルーヴを生むリズム隊と、オルガンとピアノにより厚くなったサウンドとジャニスの歌声は見事なまでのうねりを生んでいる。今までは、ジャニスのヴォーカルに頼りがちだったが、このアルバムでは見事なまでのバランスになっている。曲ごとのクオリティがかなり高い気がする。
ジャニスの歌では異質な感じがする“Me And Bobby McGee”だが、この曲は大好きな曲のひとつ。この曲だけをなんども聴いたこともある。もしかしたら、こういう感じの曲を集めたアルバムが作られたかもしれない…哀悼。

《songlist》
01. Move Over
02. Cry Baby
03. A Woman Left Lonely
04. Half Moon
05. Buried Alive in the Blues
06. My Baby
07. Me and Bobby McGee
08. Mercedes Benz
09. Trust Me
10. Get It While You Can

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