James Taylor / American Standard

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(2020)
前作から約5年振りとなる、ジェイムス・テイラーの記念すべき20枚目のアルバム。ジャズ・ギタリストのジョン・ピザレリとデイヴ・オドネル&ジェイムス・テイラーのプロデュース。
前作“Before This World”で初の全米1位を記録し期待の高まるこのアルバムだが、“スタンダード”というハードルを上げてのリリースとなった。
オリジナルや今までのカヴァーと比較されることを織り込み済みで、馴染んだ歌、好きな歌を歌っている空気感が伝わってくる。そこには、脇を固めるミュージシャンの腕もあるだろうし、人を惹きつけるテイラーの魅力もあるんだと思う。
このアルバムは、63回のグラミー賞で“Best Traditional Pop Vocal Album”のウィナーとなったが、こういったアルバムを受け入れる土壌が羨ましく思える。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. My Blue Heaven
02. Moon River
03. Teach Me Tonight
04. As Easy As Rolling Off a Log
05. Almost Like Being in Love
06. Sit Down, You’re Rockin’ the Boat
07. The Nearness of You
08. You’ve Got to Be Carefully Taught
09. God Bless the Child
10. Pennies From Heaven
11. My Heart Stood Still
12. Ol' Man River
13. It's Only a Paper Moon
14. The Surrey With the Fringe on Top

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