- k-69 Museum
- 101F 2005年発売のアルバム
- Al Green / Everything's OK
Al Green / Everything's OK
(2005)
クレジットに“The Reverend”を付けた、アル・グリーンの28枚目のアルバム。アル・グリーンとウィリー・ミッチェルのプロデュース。
“The Reverend”とは聖職者の名前の前につける尊称とあるのが、牧師となったグリーンに相応しいものかもしれない。
前作がリスタートだとしたら、このアルバムはさらにパワー・アップしたものだと言えるだろう。タイトル曲の“Everything's OK”でキレのあるサウンドに乗ってシャウトしたかと思えば、続く“You Are So Beautiful”ではしっとりと歌い上げる。この2曲でOKではなくてKOされた感じになる。
緩急の付いた曲の並びもいいし、何よりバックの演奏がいい。お互いにわかっているって感じが伝わってくる。その関係性はバンドのメンバー全員との共作となっている“I Can Make Music”にも現れている。もちろん根底には、プロデューサーのウィリー・ミッチェルとの関係があるからだと思える。
聴いておきたいアルバムのひとつ。
《songlist》
01. Everything's OK
02. You Are So Beautiful
03. Build Me Up
04. Perfect to Me
05. Nobody But You
06. Real Love
07. I Can Make Music
08. Be My Baby
09. Magic Road
10. I Wanna Hold You
11. Another Day
12. All the Time