George Benson / Walking to New Orleans: Remembering Chuck Berry and Fats Domino

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(2019)
2013年のアルバム“Inspiration: A Tribute to Nat King Cole”以来となるジョージ・ベンソンのアルバム。ケヴィン・シャーリーのプロデュース。
ナッシュヴィルのオーシャン・ウェイ・スタジオで録音されたこのアルバムは、チャック・ベリーとファッツ・ドミノのカヴァーとなっている。2人のロックンロール・レジェンドが残した曲を5曲づつ収録しているが、核となっているのはケビン・マッケンドリーのピアノのような気がしている。ベンソンのギターがメインとなってはいるが、ツボを押さえた演奏がいい。(2018年のジョン・ハイアットのアルバム“The Eclipse Sessions”ではプロデュースを行なっているので、興味を持った方はそちらもどうぞ)
思わず体を動かしたくなる曲の連打が嬉しかったりするが、このアルバムがフュージョンのコーナーに並んでいたりして“超”残念かもしれない。親切にジャンル分けしていると思うが、その枠に入らないアルバムはちゃんと有りし場所に並べるべきだと思う。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Nadine (Is It You)
02. Ain't That a Shame
03. Rockin' Chair
04. You Can't Catch Me
05. Havana Moon
06. I Hear You Knocking
07. Memphis, Tennessee
08. Walking to New Orleans
09. Blue Monday
10. How You've Changed

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