Paul Carrack / These Days

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(2018)
2016年のアルバム“Soul Shadows”以来、約2年振りとなる17枚目のポール・キャラックのアルバム。キャラックとピーター・ヴァン・フックのプロデュース。
このアルバムではスティーヴ・ガット(ds)、ジェレミー・ミーク(b)、ロビン・マッキントッシュ(g)、ピーター・ヴァン・フック(per)がバックを務め、ピー・ウィー・エリス(ts)を中心としたホーン・セクションが音の厚みを増している。
個人的にはスティーヴ・ガットのドラムがかなり良く、クラプトンのバックで演奏している時の物足りなさは感じられない気がする。
ヴァラエティにとんだ曲の構成となっているが、キャラックのヴォーカリストとしての幅の広さに改めて感動してしまう。全11曲のうち5曲が、スクイーズ時代の盟友クリス・ディフォードとの共作となっているのも嬉しかったりする。
4月にリリースとアナウンスされて、9月まで待たされたアルバムだったが、待った甲斐がある心温まる内容かもしれない。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Amazing
02. Life in a Bubble
03. In the Cold Light of Day
04. Dig Deep
05. These Days
06. You Make Me Feel Good
07. Tell Somebody Who Cares
08. Where Does the Time Go?
09. Talk to Me
10. Perfect Storm
11. The Best I Could

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