(2018)
約2年ぶりとなるポール・サイモンの14枚目のアルバム。サイモンとロイ・ハリーのプロデュース。
このアルバムは、過去にリリースした曲に新たに息吹を吹き込んでいる。古くは1973年のアルバム“There Goes Rhymin' Simon”に収録されている“One Man's Ceiling Is Another Man's Floor”から、2011年のアルバム“So Beautiful or So What”の“Questions for the Angels”までの10曲を収録している。リリースの年代順ではなく、リ・ワークした曲を1枚のアルバムのように収録しているのがいい。
2000年のアルバム“You're the One”から4曲が選ばれているのは、もしかしたらけどアルバムの仕上がりに納得していなかったのではないかと思える。
76歳という年齢から最後のツアーを行い、9月22日でその幕を閉じてしまった。しかし、まだまだアルバムだけでもリリースして欲しいものだ。
聴いておきたいアルバムのひとつ。
《songlist》
01. One Man's Ceiling Is Another Man's Floor
02. Love
03. Can't Run But
04. How the Heart Approaches What It Yearns
05. Pigs, Sheep and Wolves
06. René and Georgette Magritte with Their Dog After the War
07. The Teacher
08. Darling Lorraine
09. Some Folks' Lives Roll Easy
10. Questions for the Angels
