Arthur Buck / Arthur Buck

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(2018)
ジョセフ・アーサーとピーター・バックが組んだアーサー・バックのアルバム。ジョセフ・アーサーのプロデュース。
元々はR.E.M.の頃からの縁だったが、アーサーがドブロ・ギターを探すための訪れたメキシコで、バックと偶然再会したことからアーサー・バックは始まった。アーサーが書いていた曲を披露し、そこにバックがアイデアを足して、2人は3日間で8曲を書き上げていた。その後オレゴンに拠点を移して録音を行ない、ブルックリンにあるアーサーのスタジオで最終作業に入り、ミックスはチャド・ブレイクが行なった。
演奏はマルチに楽器を操るアーサーとギターとピアノのバックの2人だけとなっている。他には“American Century”にモーガン・ジェイムスがコーラスで参加している。
音作りはブレイクが携わっていることを感じ、ザラついているのだがキラキラしているのがたまらなく良い。気の合う2人が楽しく録音した空気感も感じられる。
ピーター・バックが参加しているアルバムということでチェックしたので、ジョセフ・アーサーのことは詳しく無いが、このアルバムを聴いてかなり興味が出てきた。
国内盤が出る感じでも無いので注目度はかなり低いが、聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. I Am the Moment
02. Are You Electrified?
03. The Wanderer
04. Forever Waiting
05. If You Wake Up in Time
06. Summertime
07. American Century
08. Forever Falling
09. Before Your Love Is Gone
10. Wide Awake in November
11. Can't Make It Without You

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