(2017)
前作から約3年と比較的短いスパンでリリースされたU2の待望のアルバム。ジャックナイフ・リーとライアン・テダー、スティーヴ・リリーホワイト、アンディー・バーロウ、ジョリオン・トーマスのプロデュース。
前作“Songs of Innocence”のリリース後から録音が始まり、“Innocence + Experience Tour”〜“The Joshua Tree Tour 2017”とツアーをこなしながらの完成となった。2016年が丸々空いているので、その間に集中して録音されたのだろう。
最近知ったのだがアルバム・タイトルの“Songs of Innocence”と“Songs of Experience”はウィリアム・ブレイクの詩集“Songs of Innocence and Experience”からインスピレーションを得た2部作となっているらしい。
1曲目の“Love Is All We Have Left”は印象的な浮遊間のあるサウンドで、今までインパクトのある曲を1曲目に持ってきていたU2らしくない感じだが、この曲が実はいい。
先行シングルとしてリリースされた“You're the Best Thing About Me”はスティーヴ・リリーホワイトらしい音の広がりを感じられる。
なぜかレコード会社がガンバっていて、日本盤だけが18曲と曲数が多い。買うなら国内盤をお勧めします。ってよりか、帯にスーパー・デラックス盤って書いておけばいいのになぁ〜。
来年から“Experience + Innocence Tour”に出るので、是非是非来日して欲しいものだ‼︎
聴いておきたいアルバムのひとつ。
《songlist》
01. Love Is All We Have Left
02. Lights of Home
03. You’re the Best Thing About Me
04. Get Out of Your Own Way
05. American Soul
06. Summer of Love
07. Red Flag Day
08. The Showman (Little More Better)
09. The Little Things That Give You Away
10. Landlady
11. The Blackout
12. Love Is Bigger Than Anything in Its Way
13. 13 (There Is a Light)
Deluxe Edition
14. Ordinary Love (Extraordinary Mix)
15. Book of Your Heart
16. Lights of Home (St Peter's String Version)
17. You're the Best Thing About Me (U2 vs Kygo)
Japan Bonus Track
18. The Blackout (Jacknife Lee Remix)
