Jesse Ed Davis / Jesse Davis

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(1971)
アトコ・レコードからリリースされた、ジェシ・デイヴィスのセルフ・プロデュースによるデビュー・アルバム。
1950年代後半から音楽活動を始めていたデイヴィスが、キャリアを積んでいく中で知り合ったミュージシャンと録音している。
アルバムの録音を後押ししたエリック・クラプトンを始め、レオン・ラッセル、ジョン・サイモン、ラリー・ネクテル、ジム・ゴードンなどなど。コーラスではグラム・パーソンズやメアリー・クレイトンの名前がクレジットされている。
ゆったりと流れる空気感の中でのデイヴィスのギターがたまらなく良い。
中でもヴァン・モリソンの“Crazy Love”のカヴァーが絶品だろう。オリジナルのテイストを残しながらも、ゆるい感じで歌われている。他にパメラ・ポランドの“Tulsa County”とロジャー・ティリソンの“Rock N Roll Gypsies”がカヴァーで、残りはデイヴィスが書いている。
ジャケも印象的で、デイヴィスが描いたものである。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Reno Street Incident
02. Tulsa County
03. Washita Love Child
04. Every Night Is Saturday Night
05. You Belladonna You
06. Rock & Roll Gypsies
07. Golden Sun Goddess
08. Crazy Love

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