Professor Louie & The Crowmatix / Whispering Pines

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(2010)
プロフェッサー・ルーイ&ザ・クロウマティックスの4thアルバム。アーロン・ハーウィッツとザ・クロウマティックスのプロデュース。
ザ・バンドの遺伝子を受け継ぐバンドのひとつだが、このアルバムではタイトルにもなっている“Whispering Pines”と“The Weight”の2曲をカヴァーしている。リチャード・マニュエルがヴォーカルを取っていた“Whispering Pines”は、持ち上げたら壊れそうな薄い氷の板のような繊細さを持った曲だが、ここでも曲の持つ魅力をそのままに演奏している。ルーイとスピノザのデュオがいい。
“Ain't No More Cane”はボブ・ディランとのアルバム“The Basement Tapes”からの曲で、続く“Serve Somebody”はボブ・ディランの曲。
他にもウォーレン・ジヴォンの“Nighttime In The Switchin' Yard”やレナード・コーエンの“In My Secret Life”などのカヴァーがある。
かなり素敵な内容なのに、発売時には見かけることが無かったのが残念だ。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Whispering Pines
02. Nightime In the Switchin' Yard
03. Between Midnight & Two
04. I Wouldn't Do It That Way
05. In My Secret Life
06. The Weight
07. Ain't No More Cane
08. Serve Somebody
09. Forever & Ever
10. Melody of Peace

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