Herbie Hancock / The New Standard

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(1996)
約15年ぶりとなる、ハービー・ハンコックのアコースティック・ピアノが聴けるアルバム。ガイ・エクスティーンとハンコックのプロデュース。
このアルバムは、ロックやソウルのフィールドの曲をジャズにアレンジして演奏されているが、かなり崩した感じなのでちょっとわかりづらい気もする。しかし、このアレンジがこのアルバムの肝で、ジャック・ディジョネット(ds)、ドン・アライアス(per)、デイヴ・ホランド(b)、ジョン・スコフィールド(g)、マイケル・ブレッカー(sax)が見事な演奏をしている。
さらに、選曲が幅広くてザ・ビートルズ、スティーヴィー・ワンダー、ニルヴァーナやベイビーフェイスも演奏している。タイトル通りの“ニュー・スタンダード”だろう。原曲を知らなくても、演奏力の高さで楽しめる内容かもしれない。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. New York Minute
02. Mercy Street
03. Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
04. When Can I See You
05. You've Got It Bad Girl
06. Love Is Stronger Than Pride
07. Scarborough Fair
08. Thieves in the Temple
09. All Apologies
10. Manhattan (Island of Lights and Love)

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