Bob Dylan / The 1966 Live Recordings

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(2016)
ボブ・ディランの1966年のライヴを収録したボックス・セット。
この年のツアーは2月4日のケンタッキー州のルイヴィルから始まり、北米〜ハワイ〜オーストラリア〜ヨーロッパと周り、5月27日に行われたイギリスのロイヤル・アルバート・ホールで終了した。
前半がアコースティックで、後半がバンドを従えてのエレクトリックの2部構成となっている。
バンドのメンバーは、ロビー・ロバートソン(g)、リック・ダンコ(b)、リチャード・マニュエル(p)、ガース・ハドソン(org)、ミッキー・ジョーンズ(ds)が務めた。
全部で36枚とかなり聴きごたえのある内容だが、セット・リストに大きな変更が無いのでマニア向けの内容と言えるだろう。
フォークからロックの転換期だったため、前半と後半ではオーディエンスの反応が大きく違ったらしい。
サウンドボードでの録音以外にオーディエンスの録音も収録されているが、50年も前に隠し撮りを行なっていたのは素晴らしい気がする…いけないことなんだけど。
36枚のアルバムのジャケは、D・A・ペネベイカーが撮影したカラーフィルムから切り取ったカラー写真を使用している。並べて見るとかなりいい感じのものである。
ディラン・ファンは聴いておきたいボックスのひとつ。

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