Phil Collins / Face Value

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(1981)
フィル・コリンズのヴァージン・レコードからリリースされた、デビュー・アルバム。コリンズとヒュー・パジャムのプロデュース。
ジェネシスのアルバム“Duke”と“Abacab”の間にリリースとなったが、ジェネシスとは違った趣の内容となっている。いちばんわかりやすいのは、“Duke”とこのアルバムの両方に収録されている“Behind the Lines”ではないだろうか。ここではザ・フェニックス・ホーンズを導入して、ファンキーなサウンドとなっている。
エリック・クラプトンが“The Roof Is Leaking”と“If Leaving Me Is Easy”、スティーヴン・ビショップが“This Must Be Love”でゲスト参加している。
ザ・ビートルズの“Tomorrow Never Knows”がアルバムの最後に収録されているが、この曲は1980年に亡くなったジョン・レノンへのトリビュートとなっている。この曲の後にシークレット・トラックとして“Somewhere Over the Rainbow”が歌われている。
デビュー・アルバムで全英チャートの1位となった、聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. In the Air Tonight
02. This Must Be Love
03. Behind the Lines
04. The Roof Is Leaking
05. Droned
06. Hand in Hand
07. I Missed Again
08. You Know What I Mean
09. Thunder and Lightning
10. I'm Not Moving
11. If Leaving Me Is Easy
12. Tomorrow Never Knows

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