The Who / My Generation

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(1965)
ブランズウィック・レコードからリリースされた、イギリスを代表するバンドのひとつ、ザ・フーのデビュー・アルバム。シェル・タルミーのプロデュース。
ロジャー・ダルトリー(vo)、ピート・タウンゼント(g)、ジョン・エントウィッスル(b)、キース・ムーン(ds)の4人からなるバンド。
シングルの“I Can't Explain”でデビューとなった。3枚目の“My Generation”が全英シングル・チャートで2位となり、その後リリースされたアルバムを全米5位まで押し上げた。
このアルバムは、プロデューサーのタルミーと印税で揉めたため1967年にブランズウィック・レコードの閉鎖で廃盤となった。
アメリカ盤はジャケと収録曲を変えて、デッカ・レコードから1966年に“The Who Sings My Generation”としてリリースされた。
3曲のカヴァーとオリジナルが9曲となっていて、アナログでは各面の2曲目がジェームス・ブラウンのカヴァーとなっている。
個人的には“The Kids Are Alright”が大好きな曲のひとつ。キース・ムーンの独特なドラミングと、爽やかな感じのメロディー・ラインのギャップがいい。
タウンゼント、エントウィッスル、ムーンに加えて、ニッキー・ホプキンスが書いた“The Ox”は、4人の激しい演奏がたまらなく、アルバムのラストをしっかりと締めくくっている。
聴いておきたいデビュー・アルバムのひとつ。

《songlist》
01. Out in the Street
02. I Don't Mind
03. The Good's Gone
04. La-La-La-Lies
05. Much Too Much
06. My Generation
07. The Kids Are Alright
08. Please Please Please
09. It's Not True
10. I'm a Man
11. A Legal Matter
12. The Ox

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