Johnny Cash / Sings the Ballads of the True West

0

(1965)
西部の開拓時代をテーマにした、ジョニー・キャッシュの22枚目のアルバム。ドン・ロウとフランク・ジョーンズのプロデュース。
アナログでは2枚組でリリースされていて、キャッシュ初のコンセプト・アルバムとなった。CDではT-1〜5、T-6〜10がアナログの1枚目、T-11〜15、T-16〜20がアナログの2枚目となっている。
曲の間にキャッシュのナレーションが入っているのも特徴的かもしれない。キャッシュの低い声に説得力を感じられる。ナレーションの途中から次の曲のイントロが流れてくる構成もいい。バンドの演奏もあるが、基本的には弾き語りで進んでいく。
映画でしか知らない世界だが、ブルースと同じようにアメリカを描いたものとして、もっと評価されるべきアルバムだと思える。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Hiawatha's Vision
02. The Road to Kaintuck
03. The Shifting Whispering Sands, Pt. 1
04. The Ballad of Boot Hill
05. I Ride an Old Paint
06. Hardin Wouldn't Run
07. Mr. Garfield
08. The Streets of Laredo
09. Johnny Reb
10. A Letter from Home

Default