The Pretenders / Break Up the Concrete

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(2008)
シャングリラ・ミュージックに移籍して約6年ぶりとなる、ザ・プリテンダーズのセルフ・プロデュースによる9枚目のアルバム。
全英で35位、全米で32位となったこのアルバムとなった。
前作からバンド・メンバーが総取っ替えされていて、エリック・ヘイウッド(psg)、ジェームス・ウォルボーン(g,p)、ニック・ウィルキンソン(b)、ジム・ケルトナー(ds)となっている。
ギターの音を前面に出したこのアルバムは、デビューの頃ののような新鮮さを感じられる気がする。
個人的にはジム・ケルトナーがドラムと言うだけで満足してしまうのだが、ヘイウッドのペダル・スティール・ギターもいい感じで響いている。実力派のメンバーがバックを固めているので演奏は安心して聴けるし、円熟味を増したハインドのヴォーカルもいい感じである。ちょっと、音が硬い感じがするかな…って気もする。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Boots of Chinese Plastic
02. The Nothing Maker
03. Don't Lose Faith in Me
04. Don't Cut Your Hair
05. Love's a Mystery
06. The Last Ride
07. Almost Perfect
08. You Didn't Have To
09. Rosalee
10. Break Up the Concrete
11. One Thing Never Changed

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