Jackson Browne / Time the Conqueror

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(2008)
ジャクソン・ブラウンが1999年に設立した、インサイド・レコードからリリースされた13枚目のアルバム。ブラウンとポール・ディーターのプロデュース。
全2作がキャリアを総括するアコースティック・ライヴのアルバムだっただけに、スタジオ録音となると約6年ぶりとなる。
バンドはマーク・ゴールデンバーグ(g)、ジェフ・ヤング(key)、ケヴィン・マコーミック(b)、マウリシオ・ルヴァク(ds)に、コーラスのシャコンヌ・モリスとアレサ・ミルズの7人で録音をしている。
“The Drums of War”と“Where Were You”はバンドのメンバーとの共作となっていて、“The Arms of Night”はダニー・コーチマーとの共作。
物静かな感じで素敵な曲を書いているが、社会に向き合った真摯なスタンスも持っている。表だって社会に対してメッセージを送っている、数少ないミュージシャンのひとり。すぐに現実が変わるわけではないが、これからも発信し続けていって欲しいと思う。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Time the Conqueror
02. Off of Wonderland
03. The Drums of War
04. The Arms of Night
05. Where Were You
06. Going Down to Cuba
07. Giving That Heaven Away
08. Live Nude Cabaret
09. Just Say Yeah
10. Far from the Arms of Hunger

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