Patti Smith / Trampin'

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(2004)
パティ・スミスのセルフ・プロデュースによる9枚目のアルバム。
デビュー以来29年間在籍していたアリスタ・レコードを離れ、コロムビア・レコードからリリースされたが、今までとは何も変わらないパティ・スミスのサウンドとなっている。
イラク戦争への想いを歌にした“Radio Baghdad”は12分を超える大作となっているが、ポエトリー・リーディングのように歌い始められて、パティのヴォーカルが熱く激しいものに変わっていく。
音楽が世界を変えられるとは思わないが、こういった形で問題提起をするのは良いことだと思う。
アルバムのラストはタイトル曲の“Trampin'”で、トラディショナル・ソングをピアノだけの演奏で歌っている。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Jubilee
02. Mother Rose
03. Stride of the Mind
04. Cartwheels
05. Gandhi
06. Trespasses
07. My Blakean Year
08. Cash
09. Peaceable Kingdom
10. Radio Baghdad
11. Trampin'

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