- k-69 Museum
- 70F 1973年発売のアルバム
- Frankie Miller / Once in a Blue Moon
Frankie Miller / Once in a Blue Moon
(1973)
フランキー・ミラーのクリサリス・レコードからのデビュー・アルバム。スティッフ・レコードの生みの親、デイヴ・ロビンソンのプロデュース。
ロビンソンの人脈でブリンズリー・シュウォーツがバックで演奏していて、ソウルフルな歌声との相性が抜群である。ブリンズリー・シュウォーツがいまいち弱い部分のヴォーカルを補うには充分かもしれない。
ミラーは8曲書いていて、そのどれもがアメリカン・ルーツ・ミュージックを感じさせる仕上がりとなっている。“I Can’t Change It”はレイ・チャールズによってカヴァーされている。
ディランの“Just Like Tom Thumb's Blues”とウィリー・ディクソンの“I'm Ready”のカヴァーを歌っている。
ヴォーカルだけではなく、ミラーの吹くハーモニカも聴きどころのひとつ。
聴いておきたいアルバムのひとつ。
《songlist》
01. You Don't Need to Laugh (To Be Happy)
02. I Can't Change It
03. Candelight Sonata in F Major
04. Ann Eliza Jane
05. It's All Over
06. In No Resistance
07. After All (Live My Life)
08. Just Like Tom Thumb's Blues
09. Mailbox
10. I'm Ready