Soft Machine / Third

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(1970)
CBSレコードに移籍しての3rdアルバムは、セルフ・プロデュースで録音された。
ソフト・マシーンの音楽を追求するにあたって、ホーンの必要性を感じたためエルトン・ディーン(asax)を勧誘し、ディーンが在籍していたキース・ティペット・グループから4人が参加した。
8人編成となってツアー行い、その最中に録音されたこのアルバムは、2枚組で各面に1曲の4曲の収録となっている。
混沌とした感じの演奏の核がしっかりしているので、核の周りを浮遊するように響くホーンやフルートの響きが心地良くもある。
個人的には同じ年に発売されたマイルス・デイヴィスの“Bitches Brew”
と同じ空気感を感じてしまう。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Facelift
02. Slightly All the Time
03. Moon in June
04. Out-Bloody-Rageous

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