キングレコードより、1986年に発売されたCD『OSTINATO(オスティナート)』です。オスティナートとは音楽的なパターンを続けて何度も繰り返す事をさしています。
このアルバムは、『東宝特撮未使用フィルム大全集』というビデオ作品のサウンドトラックとして作られたもので、同時に数ある東宝特撮の名曲伊福部メロディの譜面を完全に残す目的で企画されたと聞きます。このCDが一番最初に購入したCDだったりします。
#伊福部昭 #映画音楽 #東宝特撮 #ゴジラ #交響楽
https://youtu.be/_4zw6uqSST4
2023/03/04 - 編集済み言われてみればゴジラの曲もオスティナートですね。
これを思い出しました
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_k6GaF0unR8JzhCPrvzjDuZrKig1QTWyj0
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Jason1208
2023/03/04 - 編集済みコメント有難うございます。
聞いたところによると、現代クラシック音楽では、オスティナートの技法はタブー視扱いされてるところがあるみたいで、伊福部音楽が再評価されたのも、ロックミュージシャン・井上誠氏のシンセサイザーによる伊福部音楽が売れたのが、キッカケになったところがあります。
伊福部先生が、音楽家を志したのは、学生時代にラヴェル「ボレロ」の初演レコードを聞いたのがきっかけという話を、どこかで読みましたが、流石に出来過ぎの話のような…。(^^;
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CRASH AND BURN 場外劇場
2023/07/20 - 編集済み「ゴジラVSビオランテ」でこのCDの曲が流用されましたが
「使い方がよくない」とギドラ以降の作曲をなされるようになったという意味でも
きっかけとしては良くないですがファンには忘れられない1枚ですね。
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Jason1208
2023/07/20コメント有難うございます。
東宝特撮映画に関しては、円谷英二監督と伊福部昭先生の関係が、非常に良好で親密だったことから、映画完成前のラッシュフィルムから伊福部先生は目を通していたという話を聞いたことがあります。
作曲を再開されたことには、単にBGMとしてではなく、演出効果のひとつとして劇伴音楽を使って欲しいみたいな、伊福部先生の考えがある気がします。
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