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硬券乗車券 2等 ベイアからシギショアラゆき
2000年9月にシギショアラ駅前で入手しました。
当時のルーマニアは硬券天国で、駅周辺には無数の使用済み硬券が散乱しており、ゴミ拾い推奨でした。
標準的な様式の硬券乗車券です。でも発駅がどこなのかは気になります。
後に、この駅と周囲の村をグーグルマップで調べてみると・・・
駅は東欧の典型的な秘境駅でしたが、少し離れた所にある村の雰囲気が中世そのまんま!
14世紀からほぼ変わっていないようです。
近代的な建物は一切無く、観光施設や商業施設も見当たりません。
道路は未舗装で、幹線道路からも大きく離れている。
これで馬車でも走っていようものなら・・・いや、多分走っています。他地域ですが2000年の時点では車より多いのではないかと思うくらいです。
2014年時点でも、かなり減少したものの時折見掛けました。
他の方の旅行記とかもほぼありません。(風景画を描いたという情報が1つだけ)
村そのものが本当に秘境です。
これは是非とも訪問、いや列車の中から眺めるだけでも良いので、この素敵な村をこの目で見てみたい!
この切符に思い出を吹き込むべく、2014-2015年の旅に同行させ、「里帰り」させました。
既に機械化された有効な乗車券と共に、再びベイア→シギショアラを旅したのです。
背景の写真はこの時のものです。
遠くに幻のように浮かび上がる小さな村。
ロマンチックですね。
もしここで下車して村へ向かって歩いてみたらどうなるのだろうか?
そもそも、生きて帰れるのか?
まあ、風景画を描けるのなら、大丈夫かな?
でもその前にルーマニアの冬は寒いです!
増して、商業施設等が一切ない超田舎の村!別の意味で危険です。
でも、いつかじっくり歩いてみたいですね。
永遠の憧れの地です。