マイクロエース【A6608】国鉄 C51-247 超特急「燕」牽引機

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C51は1919(大正8)年、幹線用旅客型高速機関車として開発され、当初は18900形と呼ばれていましたが、1928(昭和3)年に機関車の称号改正に伴ってC51型と改称されています。
日本で初めて2C1(パシフィック)式の軸配置を採用し、特に高速運転を考慮した機関車となり、その使いやすさが評価されて全部で289両が製造されました。
その堅実な性能を評価されて、後継形式登場後もお召指定機とされた機関車を多数輩出しています。
現在も京都市梅小路機関区にて静態保存されている239号機が有名ですが、この他にも配属地域別に特に調子の良い機関車を特別整備した上でお召指定機としていました。
1930(昭和5)年、鉄道省は画期的な速達列車を東海道線に走らせる事となり、その牽引機として5両のC51型が専用機として選定されました。
「燕」と名付けられたこの列車は、東京~大阪~神戸を9時間で結ぶ、当時最速の列車として戦前鉄道黄金時代の頂点として知られています。
最速であるために様々な工夫が凝らされましたが、中でも停車駅の削減に最も力が入れられました。
東京~名古屋を無停車で運転すべく乗務員の交代を走行中に行ったり、途中駅での給水を省略するために、大容量の水タンク車を新造して編成に組み込むなど、涙ぐましい努力が払われました。
この「燕」専用機として整備されたC51型では、後続の客車にて待機する乗務員が機関車へ移動する際に炭水車を乗り越えねばならないため、石炭積載部分にアーチ状の手摺が増設されているのが最大の特徴でした。
また、工場にて特別英日が施された機関車には「10000キロ限定」の表記が施されていました。
これは工場出場後10000キロ走行するまでは大掛かりな調整は不要であるとされたもので、現在のメンテナンスフリーの考え方に近い整備が実践されていた事を示しています。

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    Jason1208

    2021/01/26

    「つばめを動かすひとたち」
    EF58時代のドキュメンタリー映像です。
    C51時代の動画はないみたいです。
    https://youtu.be/MsjBf05Nc3Y

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      Railwayfan

      2021/01/26

      コメントありがとうございます。
      貴重な動画を拝見させていただきました。映像に映るEF58系31号機は青大将の色が決まる前の試験塗装(添付画像です)と思われます。またスワローマークのC62が動いている映像も初めて見ました。
      展望車のマイテが付いていたり、食堂車でリンゴを剥いているマダムがいますが、コレは食堂で出た物なのか持ち込んだのか気になります(^^)
      C51形のつばめ牽引の資料はかなり少ないようで、写真などほとんど見つからないようなので、デンダーに手摺りが付いた実物の写真をいつか見てみたいです。

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