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ヘルパ 【1/500】JAL 日本航空 MD-90 (太陽のアーク)
JAL 日本航空
MD-90
レジ JA005D
マクドネル・ダグラス MD-90 は、アメリカ合衆国のマクドネル・ダグラス(現在はボーイング社)が開発・製造した、小型双発ジェット旅客機。
1989年11月に開発され1993年2月に初飛行、1995年4月にデルタ航空により初就航した。
同機コンセプトの機体であったダグラスDC-9の後続機であるマクドネル・ダグラスMD-80をベースとして、さらにハイテク化したナローボディ機。
DC-9の特徴だった低翼配置の後退翼にリア・マウントのエンジン、T字尾翼を引き継いでおり、さらには新型エンジンの採用により低騒音・低排気ガスを実現した。
MD-90の巡航速度はマッハ0.76となっており、全長は46.50メートル、全幅は32.87メートル、最大離陸重量はオプション採用時の最大値が76.2トン、標準座席数は2クラスで153席、1クラスで172席、降着装置は前輪式配置である。
セール面でMD-90の総生産数は116機と、後に合併するボーイング社の737ほど(800型とほぼ同期)ヒットせず2000年10月に納入された機体を最後に生産終了となった。
日本では日本エアシステムが1996年からMD-90を導入している。
映画監督の黒澤明氏がデザインした通称・黒澤カラーは7種類の虹の機体塗装で世間を賑わせた。
日本エアシステムでは最終的に16機が導入され、日本航空との経営統合後も引き継がれた。
モデルとなったJA005DはJAS・JAL統合時に引き継がれた元黒澤カラー1号機で引き継ぎ時に太陽のアークに塗装された。
2011年には新鶴丸塗装が施され、主にローカル線運用に就いていたが2013年3月末までに全機引退した。
MD-90は、日本の航空会社が運航した最後のダグラス製旅客機であった。
備考・エンジン、後方部変色。箱傷み。