- Railwayfan Museum
- 304F 航空館 ヘルパウィングス1/500
- ヘルパ【1/500】 トランスワールド航空 L-1011-1
ヘルパ【1/500】 トランスワールド航空 L-1011-1
トランスワールド航空 L-1011-1
レジN31001
ロッキード L-1011 トライスター は、ロッキード社(現・ロッキード・マーティン社)が開発・ワイドボディ3発ジェット旅客機。
形式の1011はテンイレブンと読み、トライスター という愛称はロッキード社が公式に名づけたもので、これは、エンジン3基をオリオン座の「三ツ星」になぞらえていることからである。
1960年代、ターボプロップ(プロペラ機)機であるロッキードコンステレーションや、エレクトラでヒットを飛ばしていたロッキード社は、ライバルメーカーのボーイング社やダグラス社がジェット機開発に力を注いでいく中、まだターボプロップビジネスに力を入れ、すでにジェット開発に遅れをとっており、こうして飛行機がターボプロップからジェット化してゆく中でロッキードの旅客機の売れ行きは急激に落下していった。
このような事情からトライスターは同社が起死回生を狙って投入した機体である。
発表時の発注数は順調で、上手く軌道に乗ったものの、いざ蓋を開けてみればエンジンの開発遅延や生産の不良などで早くも販売不振となってしまった。
この機体以降、ロッキードは旅客機を開発しておらず、これは元々軍用機の開発が主であるロッキードにとって旅客機部門は苦手だったのかもしれない。
アメリカの大手航空会社だったトランスワールド航空(2001年にアメリカン航空へ吸収)は1967年の機体発表時に早くもローンチカスタマーとなっている。
トランスワールド航空が日本に定期便を飛ばして無かったため(航空会社自体はチャーターで飛来したことがある)、このカラーリングのトライスターは日本で見ることはできなかった。
製品は2009年にヘルパウィングスより発売されたもので、トランスワールド航空製品の版権は吸収先のアメリカン航空が所有している。
モデルである1型は中・近距離タイプ(日本では全日空が導入していた物と同じ)となる。