ダーク・ホース / Dark Horse

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EAS-80100
日本発売日 1975年2月5日

写真1・2:ジャケット帯有り無し
写真3:裏ジャケット
写真4:インナー表紙
写真5・6:レコード袋表・裏
写真7・8:レーベルA・B

見開きジャケットですが、見開き内側写真割愛

Side A
1.ハリズ・オン・トゥアー
2.シンプリー・シェイディ
3.ソー・サッド
4.バイ・バイ・ラヴ - Bye Bye Love
(Composed by Felice Bryant/Boudleaux Bryant)
5.マヤ・ラヴ

Side B
1.ディン・ドン
2.ダーク・ホース
3.ファー・イースト・マン
(Composed by George Harrison/Ron Wood)
4.イット・イズ・ヒー

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アルバム・タイトルは、A&M(後にワーナーに変わる)を配給元としたジョージの新レーベルの名前。
しかし、EMIとの契約が満了していなかったため、本作と次作「ジョージ・ハリスン帝国」は、引き続きEMI/アップルから発売されました。
ダークホースと契約したA&Mは、ジョージ以外のダークホースレーベルの売れないアーティスのレコードばかり作らされ、ダークホースを後に告訴します。

ダークホースに所属していたミュージシャン、ラヴィ・シャンカール、スプリンター、ケニ・バーク、ステアステップス、アティテュ-ズ、ヘンリー・マッカロウ、ジヴァら。

スプリンターは当時、日本でトヨタのスプリンターのCMソング歌ったりしてました。

中村雅俊が日本語訳で彼らの歌詞を書いたりしてました。
この頃、中村雅俊はその縁でフライヤーパーク(ジョージの自宅)でジョージと会っています。
スプリンターのセカンド・シングルの「ロンリー・マン」は日本語で75年に中村雅俊がカバーもしています。

ジョージ以外はレーペルはダークホースで、販売はA&M。

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ダークホース設立までの1974年のジョージ

1月 パティーと別居。

2月 インドを訪れラヴィ・シャンカールと会う。

3月28日 新たな音楽出版会社ウープス・パブリッシング・リミテッドを設立。

5月23日 新たなレコード会社ダークホース・レコード・リミテッドを設立、A&Mとの販売契約を締結。
彼自身はまだアップルとの契約が残っていたため、このあともしばらくはEMIからレコードを発売し続けた。

7月11日 ファッション・デザイナー、オシー・クラークとの共同事業に出資。

8月14日 ミュージカル「ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ・アンド・バート」のロンドン初日を観る。

9月13日 ダークホース初のシングルとしてスプリンターの「コスタファイン・タウン」などを発売。

9月23日 ロンドンで行われたラヴィ・シャンカールの「ミュージック・フェスティバル・フロム・インディア」をプロデュース。

このころまでにA&Mに勤めていたオリヴィア・トリニダー・アライアスと出会っている。

10月 日本に来るのでは?という噂が飛び交う。

10月24日 アメリカツアーについて記者会見。

10月28日 アラン・クラインがジョン、ジョージ、リンゴに敗訴。

11月2日 アメリカ・ツアー開始(~12月20日)。北米26都市で45回の公演。

11月18日 シングル「ダーク・ホース」アメリカ先行発売。

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レコードのレーベルにジョージとオリビアの顔があります(シングル「ダークホース」も同様)。

レコードを買った当時は、ジョージも兄貴分の影響を受けた「バカップル」かと思いました。

が、その後のオリビアの立ち位置や働きは、まことに献身的で、オリビアの力があったからこそ人間らしくジュージが人生を全うしたことが判ります。

「バイ・バイ・ラヴ」収録のアルバムですが、はじめてオリビアの名前がクレジットされています。

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豪華なミュージシャン

ビリー・プレストン、ジム・ケルトナー、クラウス・ヴォーマン、ニッキー・ホプキンス、リンゴ・スターなど、いつもの顔ぶれに加え、ジョニ・ミッチェルの74年のツアーのバックを務めたトム・スコット率いるLA・エクスプレス(A-1、A-2参加)やこの当時売り出し中だったウイリー・ウィークス(ベース)とアンディー・ニューマーク(ドラムス)らの参加により、ジョージの音楽性に洗練されたポップ・ソウルのテイストをもたらしています。

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ファー・イースト・マン

なんといっても、このアルバムで白眉な存在の曲。

詞はジョージの単独で、ロン・ウッドとの共作。

ウイリー・ウィークス、アンディー・ニューマークらによるしなやかな演奏。

哀愁と甘みのあるこの曲聴きたさにアルバムを購入した人も多いはず。

最初のスタジオバージョンはジョージに軍配だけど、今となっては、ロンがこの曲を今でも誇りをもって歌ってくれているのが嬉しい。

ロン・ウッドバージョン
https://youtu.be/jsdYGdg-ayw

ジョージバージョン
https://youtu.be/OuORIOvBR-8

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本作の評価はまちまちです。

僕も、若い頃、いまいち好きになれなかったのですが、歳を重ねるごとに好きになりました。

「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」より最近はよく聴いてます。

やはり、ジョージの音楽は「ガキには判らない」ということでしょう。

#ジョージハリスン
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#ビートルズ

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