バングラデシュ・コンサート / The Concert for Bangla Desh

0

63AP-1292-4(1977年再発盤)
初回盤日本発売日 1972年2月21日 CBSソニーレコード

写真1・2:ジャケット 帯有り無し
自分が購入したころは帯が「ロック・ベスト100」の帯。タイトル邦題「バングラデシュ」でした。

写真3:4 62ページのバングラデシュの窮状を訴えるメッセージや写真、コンサートの写真など。

写真5・6:インナー、表裏。
レーベルはアップルですが、CBSソニーレコードからの販売で、インナー裏には出演者でもあるボブ・ディランのアルバム宣伝。

写真7:レーベル

・・・・・・

チャリティーコンサートといえば、慈善・博愛・同胞愛の精神に基づいてミュージシャンたちがノーギャラで出演し、その収益金を寄付するものである。

今では普通に行われていることであるが、これを最初に提唱したのがこの時のジョージ・ハリスンだった。

後にライブエイド(1985年7月13日に行われた20世紀最大のチャリティーコンサート)を発案・開催したボブ・ゲルドフは、ジョージに影響を受けたと公言している。
また、ライブエイド開催に関してジョージに相談もしている。

ジョージはすぐに自ら電話をかけ、マジソンスクエアガーデンを押さえ、エリック・クラプトンやボブ・ディランを筆頭に多くの音楽仲間に参加を呼びかけた。

当時はノーギャラでのライブは珍しいことだったので、難色を示すミュージシャンもいる中、ジョージはあきらめることなく強いリーダーシップを発揮したという。

1971年12月20日にリリースされたライブアルバムは、翌年のグラミー賞で年間最優秀アルバム賞を受賞。

ロックのアルバムとしてはビートルズ、ブラッド・スウェット&ティアーズ、サイモン&ガーファンクル、キャロル・キングに続き史上5枚目の受賞となった。

その後、コンサートの記録映画も製作され、その興行収入、そしてライブアルバムの売り上げも合わせて1,500万ドルがユニセフに寄付されている。

ジョージの死後、妻のオリヴィア・ハリスンは夫の遺志を継ぎ、このコンサートに関わるDVD/CD収益の窓口となる“ユニセフ・ジョージ・ハリスン基金”を設立する。

そこに集まるお金は、すべてユニセフへ寄付され、今もバングラデシュをはじめ世界中の“忘れられた子どもたち”の支援に使われています。

#ジョージハリスン
#ボブディラン
#レオンラッセル
#リンゴスター
#ラヴィシャンカール
#レコード
#アナログレコード
#ビートルズ

https://youtu.be/PLY0CmWJunA

Default