Viitaniemiite 0.324ct

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<鉱物の説明>
1977年にフィンランドで発見された透明な鉱物。
日本では2014年に一か所で発見されている。
算出は限定的で日本では福岡県長垂山で産出されている。
和名はヴィータニエミ石。

リン酸塩の二次鉱物とされている。
組成式のマンガン含有量が、カルシウムと同等かそれ以上になると桐生石と分類される。

複屈折性があるのでダブリングが見れるのかもしれないが、
こちらのヴィータニエミアイトに至っては大きさも差ほど無い為に観測は絶望的である。

<鉱物データ>
分類   リン酸塩鉱物
化学式   NaCaAl(PO₄)F₃
結晶系    単斜晶系
へき開   -
モース硬度 5
光沢   ガラス
色   無色、淡灰色
条痕   白
屈折率   1.54-1.56
比重   3.05-3.32

<その他コメント>
希少石を扱う個性的な店より購入した。
X(Twitter)でイベントにて販売する旨を見て購入しに行った。
初めてこの店で購入する事となった切っ掛けであり、
最初の対応も良かったので今後も推していこうと決めた。

参考文献(敬称略)
TrekGEO www.trekgeo.net/index.htm
電子顕微鏡室 https://mdcl.issp.u-tokyo.ac.jp/denken/?page_id=20

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