カーネーション
キューバ 1985年
Wikipediaより引用
学名: Dianthus caryophyllus L.
ナデシコ科ナデシコ属の多年草。原産は、南ヨーロッパおよび西アジアの地中海沿岸と言われている。イスラム世界では、バラやチューリップと並んで愛好された植物である。イスラム教では偶像崇拝が禁止されているため、モスクなどの装飾には人物および動物表現が忌避され、アラベスクという幾何学模様や草花の文様が使用された。このアラベスクの意匠に、カーネーションの花はしばしば使用されている。
日本には江戸時代初期以前に輸入され、アンジャベルまたはアンジャと呼ばれた。現在、カーネーションはキク、バラと並ぶ生産高を誇る花卉植物であり、ハウス栽培で周年供給している。