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レースオオトカゲ
オーストラリア 1983年
Wikipediaより引用
学名:Varanus varius
有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲ。オーストラリアの固有種。
全長オス150-180㎝、メス120-150㎝。体重3.6-4.5㎏。体色は暗灰色や黒褐色で、黄色の斑点が横帯状に入る。
熱帯雨林やサバナ内にある森林など様々な環境に生息する。都市部周辺にも生息する。地表でも樹上でも活動するが、樹上棲傾向が強く幼体ではより顕著。危険を感じると木を螺旋状に登って逃げる。追いつめられると口を開けて唸り声をあげたり、後肢で直立し威嚇することもある。
哺乳類、鳥類やその卵・雛、爬虫類、昆虫、同種も含む動物の死骸などを食べる。
繁殖様式は卵生。メスを巡ってオス同士では噛みつく・引っ掻く・儀式的なとっくみあい(コンバット行動・コンバットダンス)をするなどして激しく争い、この争いにより命を落とすこともある。オスは頸部を振りながらメスに近づき、メスの体側面を舌で刺激してからメスの上に乗り交尾を迫る。シロアリの蟻塚などに1回に6-12個の卵を産み、産卵後にシロアリが活動して穴を塞ぐ。卵は6-8週間で孵化する。母親が塞がった穴を再び開けて幼体を外へ出すとされる。