ナベヅル
ソビエト連邦 1982年
学名:Grus monacha
ツル目ツル科ツル属に分類される鳥類。
全長約91-100㎝、翼開長160-180㎝。体重雄3.28-4.87kg、雌3.4-3.74kg。雌雄同色。成鳥は頭頂から眼先にかけて黒く細い毛状の羽毛に覆われ、頭頂の羽毛がなく裸出した部分は赤色。頭部から頸部にかけての羽衣は白い。体部の羽衣は灰黒色。くちばしは黄色みがあり、基部は灰褐色で、先端は淡黄褐色。足は黒か黒褐色または緑黄色。
中華人民共和国東北部、ロシア東南部、モンゴル北西部などで繁殖し、冬季になると日本、朝鮮半島南部、長江下流域へ南下し越冬する。世界の生息数はおよそ1万5千羽と推定されており、鹿児島県出水市の出水平野には全体の80〜90%にあたる約1万4千羽が渡来し冬を越す。
沼地、湿原、河口、干潟、農耕地などに生息。食性は雑食で、植物の根、昆虫、両生類などを食べる。
TOM
2 days agoWikipediaより
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