インドクジャク
ハンガリー 1977年
学名:Pavo cristatus
キジ目キジ科クジャク属に分類される鳥類。
オスは全長180-230㎝。メスは全長86-90cm。翼長オス44-50cm、メス40-42cm。体重オス4-6kg、メス2.8-4kg。頭頂には扇状に羽毛が伸長する。
オスの成鳥は尾羽基部の上面を被う100-150枚の羽毛(上尾筒)が発達する。頭部や頸部は濃青色、体側面は青緑色、腹部は黒緑色の羽毛で被われる。冠羽の先端は青緑色。翼は青い光沢のある黒で、初列風切羽の色彩は赤褐色。嘴の色彩は灰黄色、後肢の色彩は灰褐色。メスの成鳥は全身が褐色、顔や腹部が淡褐色みを帯びた白い羽毛で被われる。冠羽の先端は褐色。嘴や後肢の色彩は黄褐色。
インド、スリランカ、ネパール南部、パキスタン東部、バングラデシュ西部に自然分布。
標高1,500m以下にある落葉樹林やその周辺、農耕地などに生息する。地表棲で飛翔することは苦手。
食性は雑食で、昆虫、節足動物、小型爬虫類、両生類、植物の葉、果実、種子などを食べる。
繁殖期は5-7月。繁殖形態は卵生。繁殖期になるとオスは単独で生活し、大声で鳴きメスに求愛する。オスの特徴的な飾羽は繁殖期のみ見られ、時期が終わると徐々に抜け落ちる。平均寿命は10-20年。インドの国鳥。
TOM
5 days agoWikipediaより
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