インセイン 同人シナリオ集「六面祀り、首塚プロダクション」編

0

この3冊はサークル「六面祀り」と「首塚プロダクション」による、TRPG『インセイン』のシナリオ集同人誌です。どちらのサークルも首塚首子が中心になって活動しているようですが、どの程度一致しているのかいないのかはよく知りません。
『世界冥作劇場』は2016年8月発行、B5判46ページで童話をテーマにシナリオ4本を収録しています。
『Dement Somiar』は2016年12月初版発行で、本品は2017年1月発行の2刷です。B5判56ページで一応「現代日本」セッティングのシナリオ5本を収録しています。
『敷音市探検帳』は2017年5月発行、B5判76ページでシナリオ4本と、オリジナルの都市を舞台とする追加ルールおよび設定データを収録しています。

ホラーなので雰囲気がダークなのはよくあるですが、プレイヤーキャラクターの関係が「協力型」でないものが多いという、いずれもなかなかにアクの強いシナリオ集です。この後も敷音市を舞台にしたシリーズの同人誌を何作か発行していますが、そちらは手を出せていません。

#同人誌 #インセイン

https://muuseo.com/Sin_Oga/items/309

マルチジャンル・ホラーRPG インセイン
『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン』は新紀元社の新書ブランド「Role & Roll Books」から2013年に出版された、冒険企画局の「サイコロ・フィクション」シリーズの第七弾です。本書は2014年発行の初版第4刷です。 「サイコロ・フィクション」はプレイヤーシーン×サイクル制のTRPGで、『インセイン』では19世紀のゴシックホラーから現代のネットロアまで様々な時代・ジャンルのホラーをプレイできます。新書判で奥付までの総ページ288ページ。前半の164ページまでがリプレイノベル、後半がルールパートです。ワールドセッティングとして「本当は怖い現代日本」「狂騒の二〇年代」「暗黒のヴィクトリア」の3つがシナリオフックと共に紹介されています。またサンプルのシナリオが1本入っています。 『インセイン』は「サイコロ・フィクション」シリーズで1・2を争うヒット作です。追加ルールやシナリオ集も多く出版されています。「秘密」と「心の闇」をシステムのキーとして、ホラーなら何にでも対応できるのが強みなのでしょう。 魚蹴(宮澤伊織)と4人のプレイヤーの手によるリプレイがさすがの傑作(ちゃんと怖い)で、これも人を惹きつける原動力になっていました。 #ホラー #インセイン https://muuseo.com/Sin_Oga/items/311 https://muuseo.com/Sin_Oga/items/312
https://muuseo.com/Sin_Oga/items/309

Default