BUGATTI TYPE 41 Royale Cabriolet 1927

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ブガッティ タイプ41 ロイヤル 1927 -1933

史上最大の乗用車です。

【エンジン】12,763 cc 直列8気筒
【出力】 205–224 kW (275–300 hp)
【サイズ】全長 6.4 m
【重量】 3175 kg
【生産台数】6台 (25台予定していたが、世界恐慌の影響を受けた。)
【価格】 $30,000~ (当時の価格)

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ブガッティ
【創業者】エットーレ・ブガッティ(イタリア人)
【設立地】ドリスハイム (当時はドイツ領、現在はフランス領、スイスとの国境にも近い)

❏ 創業、無敵のレーシングカーを作成
1909年 設立。高級車、スポーツカーの製造を行った。  
1925年 タルガ・フローリオ(伊 シチリア島で開催されていた最古の国際公道レース)で初優勝、29年まで5連覇。
1929年 第1回モナコグランプリ優勝、第2回、第3回、第5回も優勝 (F1は1950年から発足)
1934年 タイプ57発表 40年までに710台製造、ブガッティ最大の生産台数。エットーレ・ブガッティの息子ジャンが設計。
1936年 フランス・グランプリ優勝(タイプ57)
1937年 ル・マン24時間レース優勝、39年も優勝(タイプ57)

❏ 低迷の始まり
1939年 エットーレ・ブガッティの息子ジャンが、テスト運転中に事故死。
1940年 高級車の製造は中止、ブガッティの本社は、独仏の国境地帯、戦場になる。
1945年 終戦、工場は戦争で破壊されていた。
1947年 エットーレ・ブガッティ他界、強力なリーダー不在で、会社は更に低迷する。
1951年 戦後初の車タイプ101を発売するが、生産台数8台。

❏ 倒産
1963年 飛行機用のエンジンを生産していたが、納入先の企業(現 サフラン)に買収され、会社は消滅。

2017年時点  ブガッティ社の血統は、フランスのサフランの子会社『Messier-Bugatti-Dowty』で継続しています。
航空機の車輪、ブレーキメーカーで、ボーイング777,787,エアバスA320,A330に採用されています。

1991年 ブガッティが復活しますが、ブランドを買い取って新規に設立した別会社です。

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