藍鉄鉱 (vivianite) 佐久良川 #0674

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藍鉄鉱は地中では無色透明な結晶体ですが、地上の空気中の酸素に触れると酸化されてメタ藍鉄鉱に変化し、青色から最終的には黒に近い暗青色に変色します。(背景はソフトウエア処理しています。)

滋賀県から三重県にわたる近江盆地、伊賀盆地に分布する琵琶湖(古琵琶湖)やその周辺の河川や沖積平野に堆積した地層を古琵琶湖層群と呼びます。佐久良川は滋賀県蒲生郡日野町から東近江市旧蒲生町域に流れる日野川の支流で、川床の古琵琶湖層の中から藍鉄鉱のノジュールが産出しました。

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