スバルサンバー ガラス店仕様

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スバルの軽商用車、サンバーの初代モデルです。トラックをベースにガラス店仕様としており、1964年式の再現になります。

1961年2月に販売開始された初代サンバーは、軽トラックとしては早い時期からフルキャブオーバー方式を採用していたのが大きな特徴です。駆動方式において、スバルの軽乗用車スバル360のリアエンジン・リアドライブ方式を採用していた点も画期的でした。以降、スバル自社生産時代のサンバーは一貫してフルキャブオーバー、リアエンジン・リアドライブ方式の採用を貫き通しています。尚、初代サンバーはその特徴的なフロントマスクから「くちびるサンバー」の愛称でも親しまれました。

ミニカーではガラス店仕様となっており、ガラス類を載せる「馬」という台を再現しています。運転席側に板ガラスを、助手席側にはガラスの入った木製サッシ、荷台中央には工具箱を積載しているのが特徴です。低床荷台でリアエンジン・リアドライブであった実車のスタイリングも忠実に再現されています。ドアに書かれた屋号「岩本硝子店」は、岩手県盛岡市前九年にある架空の店舗という設定です。本当に360cc時代の軽トラならではの可愛さが存分に感じられる、魅力的なモデルであると感じられます。

余談ながら、懐かしの商用車コレクションも折からの原材料高騰等の影響を受け、このモデルより定価が1999円から2299円に値上げされています。

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