トヨタクラウン(15代目)

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15代目クラウンで、再現しているグレードは2リットルターボのRSと思われます。

実車は2018年6月デビューでしたが、トミカは2020年12月の発売であり比較的製品化までのタイムラグが見られています。実車は伝統のロイヤル・アスリート・マジェスタの名称を廃止し、クラウン史上初の6ライトウィンドゥーを採用しているのが大きな特徴です。

プラットフォームを一新し、ボディースタイルも大胆に変えチャレンジングな姿勢が見えるモデルですが、実車の販売は苦戦傾向が見られています。セダンとしてはそこそこの販売実績を残しているものの、セダン市場の極端な縮小傾向には流石のクラウンも抗えていない様子です。その事がクラウンSUV化の報道に繋がっていると思いますが、賛否両論あるものの個人的には車型を簡単に変えてしまうのは如何なものかと思います。

トミカについてですが、残念ながらドア開閉アクションは無いもののグリルの縁取りやエンブレム類はしっかり再現されている点が好印象で、落ち着いたパールホワイトのボディーカラーも高級セダンらしく魅力的に映ります。見る角度によっては5ドアハッチバックの様に見える実車ですが、トミカはどの角度から見てもセダンらしく纏まっていると思います。

セダン型クラウンとしてのトミカも、この型が最後になるというのは何だか惜しい気がします。

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