- Ratteboss Museum
- 49F ホットウィール (プレミアムライン)
- プリンススカイラインGT
プリンススカイラインGT
プリンススカイラインGT(S54)です。1964年式の再現であり、ホットウィールでは初登場のキャストになります。日本ヒストリックス4アソートの一台です。
プリンススカイラインGTは、元々4気筒エンジンを搭載していたファミリーセダンのプリンススカイラインのエンジンルームを延長してグロリア用の6気筒エンジンを詰め込み、日本グランプリGTクラスへの出場を果たしたモデルとなります。砂子選手の39号車、生沢選手の41号車が好成績を残していますが、特に41号車は一周だけとは言えポルシェ904を抜いた事で話題となりました。最終的に39号車がポルシェに次ぐ2位、41号車が3位につけており、スカG伝説の立役者となっています。このレースでの活躍が人気を呼び、翌年にはロングノーズの2000GTが市販化に至っています。
今回ホットウィールで初登場となったプリンススカイラインGTですが、嘗て砂子選手が駆っていたマシンの雰囲気を余す事なく再現し、往年のレースの光景が思い起こされる感じになっています。ホットウィールながら何方かと言えばトミカリミテッドヴィンテージに近い雰囲気ですが、太いタイヤはホットウィールならではのアイデンティティが健在と言った感じです。いずれにせよホットウィールまでもこのモデルを製品化する辺り、スカG伝説のインパクトの強さがひしひしと感じられます。日本ヒストリックスと銘打たれたシリーズですが、このマシンほど日本ヒストリックスシリーズに相応しい車種はなかなか無いと感じられます。今度は41号車の製品化にも期待したい所です。ハンドル位置は右側です。