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トヨタハイエース(初代)トラック
初代ハイエースのトラックです。一方会平ボデー仕様で、荷台には何も積載していないシンプルなスタイルとなっています。
初代ハイエースは1967年2月にトヨエースの下のポジションを受けもつモデルとしてデビューしました。ワンボックスの代名詞としてのイメージが強いハイエースですが、まずはトラックからの発売となっています。トヨタのミドルセダンであったコロナのキャブオーバーと言った位置付けで、エンジンは当時のコロナと同じ1.3ℓの3P型ですが、最高出力はコロナの70psに対し低回転域のトルクを重視した56ps仕様となっていました。後にワゴン、バン、コミューターが追加され、ワイドラインナップとなっています。尚、コミューターのロングボディをベースとした救急車が、トヨタ救急車として発売されました。
トミカの初代ハイエースは、他にもレッカー車や家畜運搬車、コミューター等バリエーション豊富ですが、このトラックはシンプルな佇まいが非常に魅力的です。クリーム色のボディに赤い内装の組み合わせが、いかにも昔懐かしい小型トラックならではの味わいが感じられます。荷台が低く、ホイールハウスの出っ張りがある点がいかにも60年代の小型トラックらしい雰囲気です。