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Blog Cats-17 ドラム(猫になれば大丈夫)
2011年当時『猫になれば大丈夫』というタイトルが付いたブログで紹介されていた二匹の猫さんの一匹。 『へそ天』スタイルの典型を春夏秋冬季節の区別なく見せてくれた。 元来猫は寝てる時間が一生のうちの大半を占めるわけだから畢竟目を閉じているシーンが多いはずだ。 でも、飼い主さん達は不思議と飼い猫が目を開けている写真を沢山撮っている。 苦労してるんじゃないかなあ。 で、ボクもその個性的な瞳孔や瞳の毅然とした彩色に魅せられてそれぞれの猫の個性としてとらえているので、目を閉じて寝ている猫はほとんど描かない。 このドラム君はちょっと面白くて、目を開けたままのへそ天バンザイという見事なものがあった。 それは、退屈で倦んだ人間が無沙汰に寝っ転がり、『うーん、なーんかいいことないかナあ』ってな調子でボーっとしているような、いわゆる魂が遊びに行きかけている目つきであった。 その写真を描こうかと思ったが、結局初めて目を閉じたニャンコを描いてしまった。 でもね、この絵の元の写真、 逆さに振っても同じ格好で目を閉じていそうで、顎の線や目尻の縁にギュッと言う力を見たとき 『いくらなんでもコレは描いとかなきゃいかんやろー』と思ってしまった。い存在感が漲っている。 写真が完結してしまっているのでボクはその存在感を損なわないように復元するしかない。 写真の存在感が凄いのでちょっと描かなきゃよかったかな、と後悔しつつ。ちょっと胸の前で両手をニギッとしていただいた。まあ、絵だから。 2011年10月作画 9.76MB tif 1765×1449pix 350dpi 音楽はやはりフォーレの組曲ドリーから第1曲「子守歌」 https://youtu.be/ldUJ3mK5DuA?si=rDiFGcN6hLJf2_om
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エイニオサウルス :パキリノサウルスの個性的な進化の中間種?
Einiosaurus procurvicornis この恐竜のケラトプス科の位置づけはトリケラトプスやトロサウルスなどが属するカスモサウルス類と系統を二分するセントロサウルス亜科に属する。この亜科の最終進化形態と仮定した場合パキリノサウルスに至る中間形態とされる。 つまり ケラトプス科 /セントロサウルス亜科 /パキリノサウルス族/エイニオサウルス属となり小種名に『前に曲がった角』という意味の名を持つ恐竜である。 属名であるエイニオサウルスは『水牛のようなトカゲ』と言うことになる。 白亜紀の恐竜で角竜類。 トリケラトプスやカスモサウルス類よりも原始的なセントロサウルスの仲間である。鼻先の角が大きく下にねじ曲がったような一本の角を持つ襟飾りにはやや平板な2本の突起がある。角竜類としては6mと中型であるが、異様で個性的な風貌からトリケラトプスとは違った魅力がある。 もし、この曲がった角が前ではなく後だったり、右曲がりだったり、左曲がりだったり、あるいは真っすぐであったりして、他の部分に違いがなければ個体変異であるといえるかもしれないが、ンなものは言ってみるだけで、化石が発見されること自体が奇跡である今の考古学でははっきり言ってはっきりしない?( ´艸`)。 この作品は2018年10月に完成している。 原画はtifであったが、現在パソコンの中ではpngで保存している。 4000×2300pix 320dpi ライセンス販売 Adobestock(jpg) Pixta(png) Muuseoでの展示は1000pixの制限がある。
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スヴィヤトスラフ・リヒテル ブラ―ムス/ピアノソナタ第1番・第2番 他
ブラームスのピアノソナタは、と言うよりブラームスのピアノ曲はその作品の素晴らしさの割には弾く人があまりいない。最近のピアニストの演奏をボクは聴かないので(昔のがいいとか言うことではないけれど、何か特別なきっかけがないといつも聴きなれてるピアニストのものに手が伸びる。ケンプやアラウ、グールドは小品がいい。ミケランジェリのバラード、若き日のスコダ、クリフォード・カーゾン。3番のそなたはそれでも結構弾いている人は多いか。でも若き日の1番や2番はあまりいない。よくケンプのレコードは聴いたけど、、CDとして手元に置いたのはこのリヒテルの演奏だけ。 ● ブラームス/ピアノソナタ第1番ハ長調 op.1 https://youtu.be/JD9q_mjZyrg?si=jttINiYjyVRlxxDf https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/241 第1楽章 アレグロ 第2楽章 アンダンテ 第3楽章 スケルツォ 第4楽章 アレグロ・コン・フォーコ シューマンはこの曲でブラームスの才能の大きさに感銘を受けた。 ●ブラームス/ピアノソナタ第2番嬰ヘ短調 op.2 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ・マ・エネルジーコ 第2楽章 アンダンテ・コン・スプレッシオーネ 第3楽章 アレグロ スケルツォ 第4楽章 フィナーレ イントロデュ・ソステヌートゾーネ https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/242 この二曲を作曲した若き日、すでに彼はべートーヴェンの最後期のソナタの傑作の森を通過している。若さと時折聴ける内省の深さは形から入った感があるけれど、まだ理屈っぽくない清廉な美しさが好ましい。 ブラームスのLab ログを書こうと思った。 ● ハンガリーの歌による変奏曲Op.21-2 ● バラードOp.118-3 間奏曲Op.118-6 間奏曲Op.119-3
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BlogCats-16 Leo
ブログのタイトルは『中高年のぼやき~スコにゃんことともに~』と書かれてたので同世代か少しボクが年上か?というところでした。 ぼやく中高年の癒しの源。スコにゃンの『レオ』君です。 このスコティッシュフォールドは非常にミステリアスな色合いの目をしてます。そして、胸筋が発達していて『肩?………あるか?』からそのまま下がってゆく腕が太い。 まあ、猫だから体全体はよく伸びるのだけど、重力の影響を受けているときは顔がまん丸である。 狛犬に似ている。 他人にまで人なつっこい人好きの猫で スコットランドの片田舎で『スージー』と呼ばれていた白い雄猫が起源だと言われている。 フォールド(垂れ耳)が成猫になっても立つことなく、その後のイギリスでの育成で固定されたけれど、同型接合が原因で骨格異常の確率が他の猫より高いそうだ。 長くイギリスで銘が確定しなかったのもそこに原因があるという。 以前毛足の長い金目銀目のスコちゃんを描いたことがあるけれど、スージーは毛足の長い猫の遺伝子も持っていたのだという。 大きく見開いた目は、瞳孔が絞られているときも特徴的につぶらで人と暮らす風景を他の猫よりたくさん視界に入れて納得しているようにも映る。 作画 2014.4.3 2.67MB Tif 919×1000p 350dpidpi
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マイアサウラ 良い母親はホントにこんなだったろうか……………
Maiasaura(マイアサウラ)は中生代白亜紀後期の北アメリカ大陸に生息していた恐竜(鳥脚類 ハドロサウルス亜科に独自の属をつくる) 良母とかげと呼ばれ、巣をつくり子育てを行ったという痕跡が残っている最初の恐竜。 ただ、痕跡はなくても爬虫類には現代のワニのようにかなり母親の本能的な庇護行動を見られるものはたくさんある。そういう種族保存の本能は古の爬虫類から引き継がれたものだと想像するのは間違いではないと思う。 ただ、明確な子育てらしき痕跡が偶然この恐竜で発見されただけのことだと言ってもおかしくはない。それほど太古の化石とは発見自体が奇跡的なものなのだから。 この恐竜の巣は地熱を利用し、集めた枯れ草を現代の鳥類のツカツクリのように盛り上げ、発酵熱と地熱で卵を温めていたような痕跡があり、腹部に卵を温めるための体毛がなくても産みっぱなしで、卵がかえってからワニのように世話を焼いていたのかもしれない。どのような育児的行為を子育てと呼ぶかはよくわからないけれど、その後孵化した子供たちに餌を与えたのかどうかはもう想像の外はない。 だから巣の中に腐肉食性のシデムシ【死出虫】の類の昆虫の化石が発見され、『ホントに世話したんか?』てな反論も成り立ってくる。 ともかく、今でもマイアサウラを描くときはこのように親子セットで描かれているものが多い。 原画サイズ 4500×1624pix 20.4MB 350dpitifファイル 展示サイズ 1000pix (四分の1) pngファイル 作画 2024.6.16 ライセンス販売 Adobestock
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リヴィアタン・メルビレイ:1200万年~1300万年前の海洋に君臨した古の鯨(化石クジラ類)
中新世中期、今から1200~1300万年前に海洋生物のニッチの頂点に君臨したと思われるマッコウクジラ上科に属するこのクジラの名は、一度改名されている。 属名は旧約聖書の怪物リヴァイアサン(リヴィアタン)と名付けられ、小種名には『白鯨』モビィディックを生み出したハーマン・メルヴィルに献名されている。 ただ、以前は綴りがLeviathanとされていた。この綴り方の属名はこの大古のマッコウクジラが命名される以前に、既に陸生の哺乳類マストドンの属名として使用されてしまっていた。 下位異物同名の場合、新たに名づけられたものに対しては新名に改名しなければならないのがこの世界の決まり事であり、その結果、旧約聖書の綴りに忠実に従ったLiviatan(eとhが削られただけ!)が提唱された。現在は日本読みは以前と同じリヴァイアサン・メルビレイ。リヴィアタン(レヴィアタン)・メルビレイとさまざまである。改名前の発音に近いのはレヴィアタンだろかね。 このマッコウクジラによく似た巨大なクジラは現代のマッコウクジラの最大のオスと同等か基準によってはそれ以上の巨体と推定されている。(13.0メートルから20.5メートル) ただ、決定的に違うのはこのクジラの上顎の巨大な歯列。マッコウクジラの上顎にはほとんど歯がなく、全体にもっと細かい。一本の歯は36センチもあり、歯列として確認されるものでは史上最大である。頑丈な顎がこれを支える。実にすさまじい。 このクジラは現生するマッコウクジラと異なり、比較的浅い深度で狩りをしたようだ。イメージとしてはシャチのようなどう猛さと知性を持っていたように想像する。 発見された頭骨に付いた歯の写真を見ると、故三浦健太郎氏が名作『ベルセルク』に登場させた虎の魔物やクジラに手足が生えたような巨獣の持つとんでもなく誇張された歯並びそっくりである。 太古の海の中は一体どんなすさまじい世界だったんだろうか。デッカイいか食ってるわけじゃなかったんだよこのクジラ。 2024.10.30製作未発表 5000×2400pix 34.3MB 350dpi ファイル形式tif ライセンス販売 登録予定 Adobe stock pngファイル
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Blog Cats-15 Kana姉 2000年9月~2014年11月13日
眼光鋭い。 眠気を堪えてもカメラをはったと睨み倒している。 風格といい、体格といい、その毛並みの重い色具合といい、ちょっとおつき合いするにはかなり猫の世界の方に歩み寄って行かなければ容認されそうにもない。 おつき合いを拒絶する孤高の雰囲気がある。 こういう猫はよくボクの町の港の魚市場の周辺で見かける。 押し出しが堂々としているけれど、面倒見が悪いわけでもなく、堕情の倦んだ生活に入っているわけでもない。 歴戦の傷跡が体中に残っているけれど、最後まで勝ち残っている無類の体力を想像させる。 つまり、『ボス』の風格だね。 カナ姉さんにそれほどの喧嘩の場数があるかどうかボクは知らないけれど、この睥睨する目ぢからはどこから来るんだろうねえ。 彼女を描いたときご主人からコメントを寄せていただいたが、やはり飼い猫なのに外猫との闘争が絶えなかったらしい。 でもこういう猫がしっぽを立てて無言ですり寄ってくると、ちょっと気分がいいだろうね。 精神的な信頼を友情のレベルで確認できそうな錯覚に陥る。 当時10歳だったと思うが、2014年11月13日に亡くなっている。もうすぐ10周忌 ボクはこのお姉さんのファンでした。合掌 作画2010年10月23日 1182×1132pix 4.17MB 350dpi 展示サイズ 1000pix
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ほんの20分のナミマガシワ
ウォーキングに出ることはできるが、いつもの浜辺を通る頃には雨が降ってくる。寄り道せずに速歩の距離を延ばす、運動があくまでメイン。 久しぶりに午後まで晴れた。 浜に出ていたが海が荒れないので、石ころを拾うにはあまりにも砂が多くてダメ。結局打ち上げられた藻とか流木を蹴飛ばしながら貝殻でも……とその辺を見渡すと。20分でこの成果。ほとんどが薄い半透明の底蓋がついており、それを剥がしながら持ち帰って洗い天日で干した。 ……………まあ、サボテンを植えている素焼きの鉢にくっつけるかな。 見渡すと拾った場所は3メートル四方くらいだね。あるところにはあるもんだ。
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Mr.Children HOME
ミスチル 13枚目のアルバム。ビデオ映像付き『I ♥ U』から約1年半ぶりのオリジナルアルバムで、割とフラットで尖っていない。 相変わらず、映画やテレビドラマのテーマがしっかり印象的に食い込んでくるね。 初回限定版だったのでDVDがついてて音的にもそっちがミスチルの本道のように思えた。 1. 「叫び 祈り」 1:05(いつもある全体の序奏が今回はCry and Pray) 2. 「Wake me up!」 5:52 3. 「彩り」 5:25 4. 「箒星」 5:12 5. 「Another Story」 5:19 6. 「PIANO MAN」 4:45 7. 「もっと」 4:48 8. 「やわらかい風」 4:29 9. 「フェイク」 4:55 10. 「ポケットカスタネット 5:51 11. 「SUNRISE」 6:35 12. 「しるし」 7:12 13. 「通り雨」 5:26 14. 「あんまり覚えてないや 5:24 全体で落ち着いた出来で、久しぶりに聞きなおしてみた。 単体で聴いたときにも感じたけど12曲目がまた引っ掛かった。 言葉の成熟がどちらかというと親密で繊細で暖かな雰囲気の中で、心の成熟の深化と詞が目指している少し青い現実逃避がアンバランスなずれを生んでいて、今そこに失われた何らかの思いや手離してしまった思いを失った原点から回顧している。 彼の言葉の選び方がありふれたものに重たい喪失感を与える。愛情や男女や極端な意味ではオモチャとかペットとかいろいろなものに当てはまる喪失だね。 そのバラードがいい。 このCDのサンプルでもいいけど、ビデオがあったのでそっちを採用。ちょっとイメージが映像で限定されてしまうかな。 https://youtu.be/xXA5StMti8c?si=botbWBRC3WP3ASDD
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コレケン イナカヤリ 2024年5月新たに新種として発表されたアベリサウルス類
Koleken inakayali コレケン・イナカヤリ 白亜紀終焉の数百万年前太古の南半球、現代のパタゴニアの地層から発見されたアベリサウルス類の肉食恐竜。 この恐竜が発見された地層からは有名な同類のカルノタウルスが発見されている。 鼻が低く頭骨が高く、首が太く、そして最大の特徴は異常なほど短く退化した前足。同じく白亜紀後期に北半球で繁栄したティラノサウルス類も巨大化するにつれ前脚が短くなる特徴がある。しかし、アベリサウルス類の多くは前脚が胴体からはみ出さないほど短く、胴体そのものが大きい。 頭部には種によってさまざまな形状の装飾が見られ、カルノタウルスのような角迄はやした仲間迄いるが、胴体はあんまり変わりがない。 この恐竜の下半身の骨はまだ発掘が終了しているわけではないらしいが、ばらばらになった骨は、ほぼ一か所の地層に縦に埋まっているらしい。体長6メートル以上の恐竜の骨が一気にばらばらにならず、埋まるだけの膨大な堆積物がいっきに全身を蓋ったのは凄い。それを手掘りしていく学者さんの熱も凄い。 小種名のイナカヤリはパタゴニア東部の先住民族テウルチェ」の首長であったイナカヤルに因むという。同民族の言語で『粘土と水から生まれる』という意味だそうだ。 同じ地層から発見されたカルノタウルスhttps://muuseo.com/Mineosaurus/items/67?、ニジェールのルゴプスhttps://muuseo.com/Mineosaurus/items/404?theme_id=43263、マダガスカルのマジュンガサウルスhttps://muuseo.com/Mineosaurus/items/244?theme_id=43263等、古代の南米大陸で繁栄した肉食恐竜は多種に及ぶが、その個性はほとんど頭部に集中している。 謎が多い。 新作でまだライセンス販売は行っていない。登録審査中Adobestock。AIの識別に最近神経質に審査していて登録にすごく時間を要している。でも、それは悪いことではない。 原画サイズ 5000×2500pix 35.8MB tifファイル 350dpi 作画 2024.10.09 展示サイズ 1000×500pix 332kb pngファイル 350dpi
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Blog Cats-14 Thavasa
Blog Cats-14 タバサ メインクーン種のタバサママ ブログの方は2017年から更新されていない様子。当時17歳だったはずですが、元気な様子が窺えてました。 飼主の旦那さんが抱いてる写真では大きめの鰤のように伸び切っている姿がユーモラスでした。メインクーンは娘のベス嬢(正式にはエリザベス)と二匹いて、一緒のショットが多く、ディティールボケてしまうのでデッサンの団塊で省略する線が多すぎ、作り過ぎてしまうので絵としてはあまり上手くいかない。すっきりした美人です。ふとした表情がワイルドキャットを思わせる風貌に見える時があり、暢気な面も見えたり、メインクーンの純血性は僕にはわかりませんが、存在感がありますね。大きい猫って言うのは。 作画2011年5月2日 1185×1132pix 3.84MB tifファイル 350dpi この展示では横を1000pixに抑えたpngファイルにしてあります。
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モーツァルト 弦楽五重奏曲全6曲 スメタナSQ+ヨセフ・スーク
色違いのジャケットで第1番・第5番 第2番・第6番 第3番・第4番 の3枚でT単売されていたものを3枚組のCDとして発売したもの。 DENON得意のPCMデジタル録音でアナログレコードの時から独特の豊麗な音色を持っていたモーツァルトの弦楽のための音楽の中で重要な位置を占める。まだパパ、ハイドンの影響下にありながらも独自のきらめきを見せる第1番から詩の8か月前に書かれた第6番までの里程が終わりに近づくまで聴き継いでゆくことができる。 どの曲も素晴らしい。 ボクはこの6曲の中で初めて聞いた第5番が一番好きなのですが、晩年のカルテットと共にこの6曲のクインテットは大切なものです。 それぞれについて書き溜めたものを整理して残したくていま取り掛かっています。アルバンベルクSQ+第1ヴィオマークス・ウォルフの演奏も気に入っていますが、このチェコの名SQとヨセフスークの第1ヴィオラの同郷の5人のアーティストの演奏がお気に入りでした。 弦楽五重奏曲第1番変ロ長調K.174 第1楽章 アレグロ・モデラート 第2楽章 アダージオ 第3楽章 メヌエット・マ・アレグレット 第4楽章 アレグロ Lab https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/239 第2番ハ短調K.406 第1楽章 アレグロ 第2楽章 アンダンテ 第3楽章 メヌエット イン カノン 第4楽章 アレグロ 弦楽五重奏曲第3番ハ長調K.515 第1楽章 アレグロ 第2楽章 アンダンテ 第3楽章 アレグレット・テンポ・ディ・メヌエット 第4楽章 アレグロ 弦楽五重奏曲第4番ト短調K.516 第1楽章:アレグロ 第2楽章:アンダンテ 第3楽章:アレグレット・テンポ・ディ・メヌエット 第4楽章:アレグロ Lab https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/238 弦楽五重奏曲第5番ニ長調K.593 第1楽章 ラルゲット(自筆カタログではアダージオ)~アレグロ 第2楽章 アダージオ 第3楽章 メヌエット:アレグレット 第4楽章 アレグロ 弦楽5重奏曲第6番変ホ長調K.614 Lab https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/240 第1楽章 アレグロ ディ モルト 第2楽章 アンダンテ 第3楽章 メヌエット:アレグレット 第4楽章 アレグロ Lab log『もおつあると』に一曲ずつ書きたいと思っております。
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Sea Pottery 02 久しぶりにうろつきまわってやっと一個
今年の夏の暑さに浜辺から早々と撤退を決め込んでいたのですが、そろそろ石ころ拾いを再開しようと、ウォーキングがてら浜辺に出てみたが、すっかり浜の様子が変わっていて、砂浜になり、打ち上げられたっぽい石ころが見つからない。少し海が荒れないと浜の様子は変わらないので早々とあきらめ、打ち上げられた木片や海藻や貝殻を突っついていてみぃう約陶器のかけらを一個見つけた。安物の瀬戸らしいけど、こうして破片になってる方がなぜか惹きつけられる。花の模様みたいだけど波ずれがひどくて絵柄がほとんど削れてる。裏側の高台の後を見ると湾曲が深いので刺身醤油でも垂らすような小皿だろうか。皿の湾曲も少ない。ダイソーかなんかで売ってそうな感じだけど、それほど薄っぺらでもないみたい。2024.10.17
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Beethoven・Pollini /4Piano Sonatas Tempest op.31/Waldsteinop.53/Les Adieux op.81a/SonataNo.25 op.79
ベートーヴェン 4曲のピアノソナタ 中期から後期への入り口までの4曲 標題付きの第17番、第21番、第26番に 標題のない短いソナタ第25番の4曲をポリーニのピアノで聴く。 ポリーニは後期の第28番から第32番までの異質の世界を先ずリリースした。最後に行きつく先ではなく、自身のピアニストとしての円熟に向かう里程標として、また、円熟してから世に出したベートーヴェンの中期にかかる時代から後期の入り口までを選択的に録音していったくょうに思う。第1番なんか2007年くらいではなかったか。技術的に頭打ちになり、円熟にかかったころだ。 あの後期の5曲に比べて眉間に縦ジワがあまり寄ってない。 ここでは年齢を重ねつつ振り返った彼の演奏が聴ける。 ソナタ第17番ニ短調op.31 「The Tempest=嵐」 第1楽章 ラルゴ ーアレグロ 第2楽章 アダージオ 第3楽章 アレグレット ソナタ第21番ハ長調op.53 『ワルトシュタイン』 第1楽章 アレグロ コン ブリオ 第2楽章 (第3楽章への序奏)アダージォ モルト 第3楽章 ロンド・アレグレット モデラートープレスティッシモ ソナタ第25番ト長調op.79 (標題がなく第2楽章に短いが美しく、メンデルスゾーンのようなベートーヴェンらしくない旋律が流れる。) 第1楽章 プレスト アラ テデスカ(ドイツ風) 第2楽章 アンダンテ (メンデルスゾーンの舟歌みたい) 第3楽章 ヴィヴァーチェ ソナタ第26番変ホ長調OP.81a 第1楽章 アダージォ アレグロ ”Das Lebewohl=さようなら” 第2楽章 アンダンテ エスプレッシーヴォ ”Die Abwesenheit=不在” 第3楽章 ヴィヴァーチッシマメンテ ”Das wiedersehen=再会” ボクは標題付きのはあんまり聴かないけどこの曲の副題は面白いね。 サンプルに第25番の第2楽章を https://youtu.be/BMT5yZXx4nA?si=E_anewWal-IpWzwP
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サウロロフス :パラサウロロフスに隠れた頭部がちょっと地味な大型ハドロサウルス類
Saurolophus 白亜紀後期のモンゴル(ゴビ砂漠)で発掘された化石による。 他のハドロサウルスの仲間と同じく進化した全長は9メートルの大型種。 植物食に特化する歯の構造を持ち巨体を維持することができ、群れを形成していた。特徴は大きく後方に突き出た鶏冠状の骨を持つ。 ゴビ砂漠が白亜紀後期まで少なくても食用となる植物が繁茂した緑の大地であったことが推測される。 生存の知恵や本能は文明とか言う名前をつけなくてもどの生物にもあるが、地球の生命のサイクルから人類が例外であるということを証明する確実なものは何もない。数千万年サイクルの気候変動は今、自然の手を離れ、ただ一種の動物にゆだねられている。しかしながらこのありさま。地球だけがリセットする時間を知っている。『摂理』の方向性が無関心であった自分にもうすうす理解できるようになってきた。……ような気がする。 2022年の作品(12.18) 原画サイズ4500×1800pix 23.2MB Tifファイル 320dpi ライセンス販売 Adobestock Pixta pngファイル 本画像は腰椎から尾椎にかけた縦幅を原画より狭くする修正を行っている。
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