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グレングールドのブラ―ムス 10曲の間奏曲とバラード、ラプソディそれぞれ2曲
1961年のレコードから聴きなれたグールド。素晴らしい演奏。CDは間奏曲だけのバージョンも出ている。日本だけじゃなくてドイツ版もそういうのがある。 これはバラードから第1曲と2つのラプソディの第2曲が入ったレコードと少し違う編集になっている。 レコードでは4つのバラードからは第1曲と第4曲が2つのラプソディロ短調の第1曲とト短調の第2曲が聴けた。 CDにもこのタイプがあるみたいだけど、レコードを手放して買ったCD はちょっとかけてたな。 ただね、クララが弾いた第6番まではちょっと違うブラームスの内面がある。 長くなるのでそっちはLabの方に挙げる。( https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/272 ) 1 間奏曲集 間奏曲変ホ長調 作品117-1 2 間奏曲集 間奏曲変ロ短調 作品117-2 3 間奏曲集 間奏曲嬰ハ短調 作品117-3 4 間奏曲集 間奏曲変ホ短調 作品118-6 5 間奏曲集 間奏曲ホ長調 作品116-4 6 間奏曲集 間奏曲イ短調 作品76-7 7 間奏曲集 間奏曲イ長調 作品76-6 8 間奏曲集 間奏曲ロ短調 作品119-1 9 間奏曲集 間奏曲イ短調 作品118-1 10 間奏曲集 間奏曲イ長調 作品118-2 11 4つのバラード 作品10より 第1曲 ニ短調 12 2つのラプソディ 作品79 第2曲 ト短調 10番までの間奏曲を https://youtu.be/dtoI1SFR8R8?si=w0laUuWqPX8kqUHA
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BlogCats -35 Miya (みや)
Kontentenというハンドルネームの多頭飼いのお家で暮らしていた『みや』ちゃん。 この当時度々お邪魔していたKontentenさんちの宝箱からもう一匹。 原画作成 2012.1.15 大きさ 1196×11518pix サイズ:6.93MB ファイル:tif 解像度 350dpi この猫ちゃんは名前が多分鳴き声から来てるんじゃないかと思う。 それとも神社の境内出身か。でも耳先が欠けてない… サイドバーの写真はちょっと丸くって幼かった。 で、この飼主さんの飼ってた猫の中で当時不思議な模様のアキ姉のようなミステリアスな宇宙猫の風貌もしてないので、やはりインパクトに欠ける嫌いはある。 でも、なんとなく猫品卑しからざるところがあるね。 三毛柄っていうのは別に気象であるオスでなくても、それだけで創作意欲をそそられるものだけど、こう整っているとやっぱり正直敬して遠ざけているところがあった。 タッチの肌理を粗くしてラフな感じで描こうかとも思ったけれど、逆に1,100dpi位でミリ単位で描き写してみた。 写真のような陰影を付けるのはハンドドローでもCGである以上簡単だけれど、全方位的な光彩にこだわりつつ ほんの少し前後の奥行きを出したい。 いまはAIなんかで簡単だろうけどね。 ま、要は仕事でないので気軽に遊んでいるんだけれども結構時間がかかったのでちょっと反省している。 大体こういう風に時間を掛けたくなるのは本業でちょっと締め切りが迫っていたりして逃避しているときが多いね。 ジジイは追いつめられると逆に他のことをしたくなるのです。 またそれを気軽にさせてくれるモデルの数がこの飼主さんの家には揃っていましたね。 音楽はマックス・レーガーの抒情的アンダンテ「愛の夢」 素敵な曲なのですが、あまり露出度が高くない。今の検索ではもうヒットしないけれど、洗足学園音楽大学 の演奏会のものが一番気に入っていて何度も聴いた。この学校の特別講師は非常にレベルの高い人が参加している。 当時の演奏では最前列にベルリンフィルのコンサートマスター安永徹氏でした。ドイツ近代音楽がこの学園で演奏される際にはレーガーもピックアップされるんですね。 でも、今は見つけられない。 替わりのこの演奏もいいです。 https://youtu.be/zMWAWn0r_LQ?si=vqbonvqlaYYRlh_W
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ブロントメルス 新発見の瞬間湯沸かし器
ブロントメルス・ムキントシ 属名は『雷の太腿』 白亜紀前期のユタ州で1994年に発見されていたが2009年の再調査でようやく確認され、今まだ完全発掘のための調査が継続されている。いずれその全容が明らかになるだろう。 推定全長は18メートル程度で竜脚類としては大きくはない。 ただ、この先生、竜脚類進化の多様性を示す大きな特性を持っている。 この恐竜の腰骨は異様に大きく、これが支える大腿骨は巨大で筋肉量が半端ではない。 おまけに竜脚類はその巨体のためにどことなくゆったりとした性格のように思われるが、この先生はオスの鶏のように喧嘩っ早く、その巨大な後ろ脚はまるでホウレン草を食べた後のポパイの二の腕のように太く、強靭で、当時の天敵であったに違いないディノニクスやユタラプトルクラスの凶悪な肉食恐竜をその爆発的なキック力で撃退したものと思われる。 威力は戦車並みの破壊力があり、足場の悪い場所でも十分な反撃力を有する。 おまけにいったん切れると、収拾がつかない。そんなイメージが頭に浮かぶ。 原画作成 2025.3.16 サイズ 4980×3404pix 48.5MB tifファイル 画像解像度320dpi 展示サイズ 全体像は5分の1のスケール Adbestock 登録申請中 pixta 未送信
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BlogCats-34 アズ=AZu
Yes-hamaさんちの『アズ』君 原画作成 2012.11.29 大きさ 1174×1060pix サイズ:4.75MB ファイル:tif 解像度 360dpi Musseoの先行きも心配なのですが、こうゆうユニークな構成を持ったwebはかけがえがない。運営される方々のご努力に頭が下がります。 今回のモデルさんは黙っていれば一見ペルシャかと見まごう毛並みと体型。 でもれっきとしたOut Field Cat。 初めてこの猫さんを見たのはYes-hamaさんのアイコン。 何処かのお知り合いの猫ブログを訪問していてハタと目があった。 何処かで見た目だと、私の年齢で懐かしさがこみ上げる目なのでした。 で、2012年の冬に差し掛かった夕方、7倍カレーを末娘に付き合ってインド人が経営してる店に食べに行ったとき、タペストリのコウモリの絵柄を眺めていて突然思い出した。 うん。これは懐かしの鉄人28号に登場する巨大ロボット『オックス』の目である。 まあ、当時の横山光輝氏の描くロボットの目は『バッカス』にしろ当の28号にしろ同じようなものなのだけれど、黒い顔にこの目ですよ。うん。 実際のオックスには黒目がなかったように思いますが、何故か子供の頃私が描いた絵にはずっと黒目が入っていましたね。 横山先生のロボットはあくまで意思も正義感も持たぬ機械で会って目は動かずに感情のない表情を堅持していました.だから操縦器を奪われれば、凶悪な武器になってしまうんですよね。 アイザック・アシモフがロボット法を作成する以前のお話です。 アズ君にはご迷惑な話です。カメラを向けられながら飼い主さんを見るその黒目には我関せずの処世術が見て取れました。 色々とお写真を拝見させていただきましたが、真っ黒のバックにこの眼で見つめているアングルが多かった中に首の周りがグレイっぽくて明るい写真もいくつかあり、とても迷いましたが、ここは見た目の印象を大切にアイコンのイメージで描かせていただきました。 限りなく黒に近いパープル。 音楽は レイフ=ヴォーン・ウィリアムスのヴァイオリンとピアノのためのロマンス https://youtu.be/z_fvMpoPzh8?si=sfeEbfWf9QQYJePF
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モーツアルト 弦楽四重奏曲第14番・第15番 ウイーンアルバンベルク弦楽四重奏団
モーツアルト/弦楽四重奏曲第14番ト長調.387『春』 第1楽章 アレグロ ヴィヴァーチェ アッサイ 第2楽章 メヌエット:アレグロ 第3楽章 アンダンテ・カンタービレ 第4楽章 モルト アレグロ モーツアルト/弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421 第1楽章 アレグロ・モデラート 第2楽章 アンダンテ 第3楽章 メヌエット:アレグレット-トリオ 第4楽章 アレグレット・マ・ノン・トロッポ ウィーン音楽大学の4人の教授たちが集まって結成されたアルバンベルクSQのモーツアルトは単発のアナログレコードを足立区の公文図書館で借りてきてカセットにダビングして聴いていた。CDはずっと後からだったと記憶している。 ベートーヴェン以前の形式として弦楽四重奏曲を完成させたのはハイドンだけれど、モーツァルトはそれを受け継ぎ、さらに独自の実験的創造をこの分野で追求している。 彼のこの曲の自筆譜にはあまり彼には見られない多くの書き直しの跡があり、モーツアルトの産みの苦しみを珍しくも見ることが出来る。 根源はハイドンに求め、彼はその完成者に敬意を表し、第14番からスタートとした6曲をハイドンに捧げた。 世に言う『ハイドン・セット』である。 アルバンベルクSQは現代的な美意識の中に特有の優雅さがあって、初期のラサールSQのようなシャープさを薄絹に包んだ頂な音楽の流れがいい。 曲自体への個人的な諸々はLabに書きたい。
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BlogCats-33 エリザベス メインクーン種
ギルバート明子さんちの娘ッ子 F・エリザベス嬢(通称ベス) 原画作成 2010.11.06 大きさ 1058×1192pix サイズ:4.81MB ファイル:tif 解像度 350dpi 当時、出張と研修旅行なんかで女房子供に恨まれながら沖縄に行く直前にブログにあげた記憶があります。 正確にはギルバート明子さんちのタバサママの娘さん。 娘さんはどちらかというとクライマーという名のパパ似だね。 父さんはこの絵を描いたころは一度しかお目にかかっていない。でも、紹介されているとおりホントにそっくりだった。 で、育ちのいい漫才師の掛け合いみたいなママとの会話が何となくその風貌と体格に合っていておかしい。 目の縁を彩るパステルカラーはクーガーみたいで大山猫の風貌に数代かけて貴族に登り詰めたような風格がある。 体が大きいから鷹揚な雰囲気が漂うけど、これは飼い主さんの個性だろうねえ。 もっともメインクーンの性格は穏やかで親和的だけど、その中に育ちの良さというか猫品が醸し出されていてしっかり自分の世界を纏っている。 メインクーンの異名はジェントルジャイアント。 優しい巨人ですね。 優しいけど抱っこされることはあまり好まないとか書いてあるのを見たことがある。 でも、10キロ近くになるようなこの猫さんを抱っこして平気でいられるのはやはり体格的に釣り合っている欧米人なのかも知れンね。 生まれの米国のメイン州の寒さに耐えられるいでたちです。 音楽はSir エドワード・エルガーのエニグマ変奏曲から「ニムロッド』 https://youtu.be/_8NOVGHJmRs?si=5lcfYDyNRmPzXhx- この厳粛な音楽はエリザベス女王の葬儀の際にも流れていました。古きイングランドの魂のような音楽です。
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コエロフィシス・バウㇼ :成体から幼体迄多くの標本がそろっている恐竜初期段階の代表
Musseoはサイバー攻撃にでもあったのか、最近とても不安定ですね。今日はいいかなと思って展示再開。 初心に帰って三畳紀後期の古き小型恐竜 一番最初にオファーを受けたBBC放送では一番最後の画像のように、他の竜盤類(恥骨が前か下を向いていて骨盤がトカゲ型をしている)の他の二足歩行(典型はティラノサウルス)の先駆者であったということから絵のように下向きに極端に恥骨を強調した画像を描いていた。グレゴリー・ポール(恐竜学者)などの影響だね。 アドビに展示した前作の頃には3メートル以下の獣脚類には基本的に体毛を描くことを始めたので骨格標本に肉付けした図録形式をとっていた。この頃やっとあんまり拘らなくなった。 この小型恐竜のはるか先には白亜紀後期に進化の頂点に達したティラノサウルスがいる。 三畳紀の粘土質の土壌に守られ、多くの成体から幼体迄の化石が発見されている。 地球はそれから何度もリセットし、新たな系統の生物の発生と発達を繰り返してきた。 今回はどうだろうか?氷河期の間氷期にある現代はこれから徐々に冷えて行く、その前の意天変地異を太古のようにクリアして文明の繁栄が新たなステージに入って行けるのか? 過去の再生と違うことが一つだけある。 我々人類は原子力という反自然的な技術を持ってしまったということだ。 コエロフィシス・バウㇼ(Coerophysis.baulli) 2025.2.23作画 5000×2900pix 41.5MB(tif) Adbestock(png) 320dpi Musseo展示サイズ5分の1
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BlogCats-32 ミル =miru
原作成:2010.03.18 サイズ 1456×1166pix 解像度 350dpi ファイルtif 4.86MB 長く細い耳。 エキゾチックな顔立ちを纏める翡翠カラーの濃淡が美しい瞳。 セロ弾きのゴーシュや宮崎駿さんが描く猫『耳をすませば』のバロンのようなミステリアスな雰囲気を持っている。 あくまでも雰囲気だけみたいだけど… 当時の彼女は プチプチ梱包材のシートにニギュッと伸ばした爪を食い込ませ、そこをつかまえられて爪を切られる写真が紹介されたりしていてその辺りはミステリアスな面影はない。 でも、黙ってそこに座っていれば実に絵になる。 実際にはそうはいかない。生きてるんだから。 ブルー系の猫を書くのは二度目、まだ展示はしてないし、種類はよくわからないけれど、単色の猫は白くても黒くてもグレイでも、独特のオーラを持っている。 種の固定とは異なる次元での美しさもあることを忘れない。 音楽は シベリウス 13の小品op.76-7 『愛をこめて』アフェットォーソAffettuoso https://youtu.be/zPOC_nsaLJc?si=NUnCLdAE4NzbFK3q
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ラフマニノフ 2台のピアノのための組曲1・2他 2組のデュオ
特徴の違う2曲の組曲を2組のデュオで展示。好きな順番で ラフマニノフ/2台のピアノのための組曲第1番OP.5 第2番op.17 何も2台pianoのための楽曲の魅力をラフマニノフで書かなくてもと思いつつ、つい、やってしまった。 大きく分けて協調型と対決型に勝手に分けたりするんだけど、両極端な演奏があるのでついつい2台で演奏というとブラームスやドヴォルザーク、チャイコフスキーやシューベルトよりもラフマニノフに行ってしまう。 第2組曲は対決型で聴きたいね。 第1曲ラ・マルティア https://youtu.be/WJMTlUcl7OU?si=74Y3VBpE3ABDthYk 第2曲ワルツ 第3曲ロマンス-アンダンティーノ 第4曲プレスト-タランテラ 曲の流れが火花を求めている。 こんなものだと思って聴いていた作品がマルタ・アルゲリッチとネルソン・フレイレの演奏でぶっ飛んだ。 調和の中でも十分魅力的な旋律に溢れ、体が動くようだと思いつつ聴いていた。 アシュケナージと才人プレヴィンの演奏は協調性の典型で暖かい音色と抒情の優しさが素晴らしいと思った。 でも、アルゲリッチとフレイレの演奏は厳しく火の出るようなパッションに貫かれていて、「ああ、やっぱりこの曲はこうなんだ」と思わせてくれる。一期一会の緊張感が凄い。 アルゲリッチはこのデュオでは第1番が合いそうもないのを知っていたのか、取り上げてないけど、ラヴェルのラ・ヴァルスを替わりに入れてる。これが凄い! 第1曲は対決型では処理できないいわばロシアのナハトムジーク(夜の歌)です。 これはもう、アシュケナージとプレヴィンが作り出すダイナミックレンジと濡れたような抒情の横溢に浸れます。 この第1組曲がまだ独奏用のピアノ曲だった時、老チャイコフスキーがこの曲のノスタルジーに強く惹かれ、ラフマニノフにしきりに弾いてきかせろとせがんだそうです。 2台のピアノ用に完成する前にチャイコフスキーはこの世を去り、完成した作品を耳にすることはできなかったでしょうが、ラフマニノフの超絶的な演奏技術がこのような緩やかな抒情の奔流の中で悠然と発揮されていた、その様子を老チャイコフスキーは目を閉じて何度も聴いたことでしょう。 一曲目のバルカローレから第4曲のロシアの復活祭まで『これでもか』というノスタルジーでびしょぬれ。 第1曲バルカローレ 第2曲愛の夜 第3曲涙 https://youtu.be/i4qAfuwCFP8?si=RRVpoWzYBPHaBB8R 第4曲ロシアの復活祭 二つの個性を持った第1と第2組曲どっちが好みかな。
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モササウルス ピンからキリまでのキリ
モササウルスは約7000万~6,600万年前、後期白亜紀の海の頂点捕食者でした。以前は四足が鰭化したワニのように描かれたが、21世紀になってからは研究の深化により、サメ類、魚竜類、鯨類と同様に平行進化した結果での収斂した姿に復元されるようになった。 モササウルスは2m程度の小さなものから最大種には17mと推定されるものまで多くの固有種を含んでいる。 その中でも属名をモササウルスとされるものの最大種は模式種であるホフマニ(M.hoffmanni)でしょうね。 ジュラシックパークでシャチのジャンプをモデルにしていた巨大な奴はおそらくティロサウルスのような大型種だと勝手に想像している。あのシリーズは誇張が多いけど、こいつらだけは底が知れない。ホフマニは12mくらいだけど、それでもデカいね。 モササウルスの頭骨は短い円錐形の先端部に向かって細くなり、顎には巨大な円錐形の歯が並んだ。ヒレ状の前肢には5本、後肢には4本の指が存在した。尾は強靭で、サメや魚竜にも似た二股の尾ビレが存在したことが他のモササウルス科の化石から示唆されている。 現在の哺乳類と同じく肋骨が腹部にはなく胸を覆うだけになっていることが胎生を行なっていた証拠だとされる。 貝を主食にするゴルビデンスのような可愛いのもいるけどね。https://muuseo.com/Mineosaurus/items/87?theme_id=43263 こいつと同じくらいの大きさだけど、より重量感があるモササウルスはここに展示してあります。https://muuseo.com/Mineosaurus/items/135?theme_id=43263 この作品はライセンス販売してるけれど、白の縞模様を入れたこのリメイクはまだ未発表。 原画:2021.11.28 4000×2000pix 30.5MB(tif) 320dpi
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BlogCats-31 Akanya (アカニャ)
この猫の飼い主は確かバンコクにいらっしゃったと記憶している。 ブログのタイトルを見るとご本人は『猫顔』とのことだが、それって顔のどの辺のつくりで決まるんだろうね。 まあ、飼い主さんのご尊顔は配したことないからなんともいえませぬ。 このスコティッシュは『アカニャ』君というそうです。 他の写真も拝見しましたが、なかなか凛々しいスコさんです。 シマさんという母猫はグレイが勝った縞猫で、彼女の第2子が『アカニャン』らしい。母猫の母もいたんだそうでアカニャンが生後23日くらいまで彼の世話をしてたんだと? うう…わからなくなってきた 『チャニャ』という猫は誰の4男か?婆さんか?シマさんか? そもそも、『アカニャン』は正式な名前だったんだろうか。赤ちゃん猫のことだったりして… そうすると『チャニャ』というのは茶色のにゃんこという意味か? まあ、とにかく、このスコにゃんは奇麗で素敵な目の色をしていました。 作画:2014年11月5日 888×888pix 300dpi 3.05 MB (3,201,392 バイト)tif 音楽はエルガーの小品叙情的なセレナーデ フィンジィやディーリアス、このエルガーにもある田園の音楽、その生活がヘインズ・キングの描いた田舎の風景を映し出している。これだけやってくれると、見てるだけで和む。タイトルもしらない絵がいくつもあった。彼の描くビクトリア朝の頃の田舎の風景は好きです。 この音楽を紹介した方はイギリス人なんだろうね、きっと。 崩れて補修されていない石垣の上で毛子が顔を洗っている風景がいくつも見えてくる。多分その時代にはスコティッシュ・フォールドはいなかったかもしれないけど。 https://youtu.be/uRTFNFazrjg?si=Ts7XmiOmllRs9cka
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ヴェートーヴェン/後期ピアノソナタ集 28番~32番までの5曲 マウリッツィオ・ポッリーニ
ポッリーニはこの後期の曲の録音からベートーヴェンのピアノソナタの全集を始めた。音楽もここまでくると、誰が弾いたからどうだというようなレベルではない。ただ、ショパンコンクルールでアシュケナージと1位を分けて以降、10年間彼は録音をしなかった。そしていきなり出たのがストラヴィンスキーの『組曲ペトリューシュカからの3楽章』だった。 物凄い演奏だった。アポロ的でアルカイックな彼のピアノのソノリティはショパンのエチュードをロマンティックな部分を削ぎ落したマッシヴな音楽として聴かせてくれた。ショパンをあまり聴かないボクの耳を引っぱって『聴いてみろ』と言わんばかりだった。 そしてこのベートーヴェンが出た時は作曲者の顔を浮かべることなく、唯々、その鳴りきったピアノと深く何処までも濁りのない世界を見せてくれたと思う。 特に第29番の第3楽章の長大なラルゴ/アレグロマエストーソの心の隅々まで真っ白な陽光に染まってゆくような演奏。その集中力が長大な緩徐楽章を支え切った終楽章のフーガの見事さ。 ここから彼は長い年月をかけて最後の5曲をのぞくベートーヴェンを録音し始めたが、そこにはイタリア人後の中に流れるカンタービレを聴かせるゆとりも出てきた。ただ、技術的にはここからバルトークまでがピークだったのではないかとぼくは思っている。 申し訳ないが、年を取ってくるにしたがって聴き手のボクの方もそれなりに根元が緩んできて、あの頃の集中力はない。 このCDは素晴らしい。特に第29番は。 https://youtu.be/qX6WFwQ2PnE?si=6yYgFZ_x__87MBbi
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BlogCats-30 桃之助
にゃんこ先生というブログネームの飼主さんと暮らしていた桃之助君(通称ももちゃん) 今から11年くらい前にブログで見かけて気になっていた。どこと言って模様的には牛柄八割れのよくあるパターンなのだが、全体的に面立ちが”猫”というよりちょっとヒト型の配置に見える。 鼻筋が広く、顎が細く、全体が前にせり出しているようで、正面から見ると目の位置が他の猫さんと比べて左右に離れているような気がする。 なんか、猫の神様が目の位置を決めようとしているときに、後ろから声をかけられ、振り向いた拍子に位置がずれたような… 額の牛柄がこういう柄行だときつい目がきりりと締まった男前や美猫を創るんだけど、(例えばBlog Cats-2 エル君が典型だね。)この桃之助君は風貌が歌舞伎の女形を思わせる独特のしながある。 デッサンの段階でなかなか似てくれない。輪郭はきっちり取れてるんだけど、色を加えると雰囲気が変わってしまう。自分の中に猫らしくないという印象を拒む部分があって、こいつが邪魔してる。それと、強いていうならば素材に使用した写真が小さいので目の色の感じがよくわからなかったのも技術的な問題でした。ちょっと試行錯誤の時間が長かったということですか。 結局金色の上から青緑を薄く重ねるというやり方でクリアいたしました。 この辺はあまり本職の方の参考にはならんね。 恐竜っていうのは目が小さいから。小型のものは結構とりのように大きいけれど。 何度かやり直してこういう風になりました。 音楽ですが、イギリスの作曲家でとても気に入っている静かな音楽を書く人ですが、ジェラルド・フィンジのクラリネットのための5つのバガテルOp.23から第2曲のロマンスを。 この静かなる英国紳士はあまり激昂しません。 いつも薔薇の根っこで創ったパイプの紫煙に包まれていて、ヘリン・ボーンのハリソンのツィードがしっくりと馴染んだ柔和な男です。 こういう人が一度決意するとその不退転には誰もが圧倒されるものですが、彼の書いた音楽には彼の日常が映っていて、激することのない普通の美しさが実に居心地のよい場所を用意してくれます。 https://youtu.be/_ME8Fk96ADs?si=2XItzRonTqgB7UcE
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ゴルゴサウルス :アルバートサウルスの極めて近縁種と見るか?ジュニア・シノニムか?
白亜紀後期の北米大陸にはご存知最大の肉食恐竜であったティラノサウルスの眷属が繁栄していたが。、この恐竜はティラノサウルスとは最も縁遠いアルバートサウルスの極めて近い種族と考えられている。 ただ、産地はアルバートサウルスで有名なカナダのアルバータ州であり、その外見はアルバートサウルスとほとんど違いはない。アルバートサウルスの化石の産出数と比較しても極小であり、アメリカのモンタナ州からもそれらしいものが出ているが、明確ではない。 アルバートサウルスとの相違点は、当然化石として残っている骨を研究して導き出されるものだが、その相違の断定は古生物学者を悩ます。違いといっても、頭骨の一部と歯に認められる僅かな差異である。生息環境が似通っていて体格も近しい。これがトリロバイトのような外見上のヴァリエーションが視覚的に研究できるようなデータがあれば別だが、個体変異ととらえるか、同一種族の中の成長の過程の一時期に顕れるものとしてとらえるか、まず、同じものであるとういう結論から論証するか、異なるという信念で微差な差異を説得力のあるものとして展開できるか、学者の立ち位置によって違いが生まれる。 数年前まではボクはアルバートサウルスのシノニムであるという立場であって、画像として仕上げたものを一目見て異なるものとして提示できる自信がなかったし、今もそれはない。 でも、名前に惹かれるんだよね。強いて言えばそれだけで描いたようなものだ。 原画作成 2024.02.01 サイズ 5000×2500pix 35.8MB(tifファイル) ライセンス販売 pngファイル adbestock/Pixta
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BlogCats-29 Ran(蘭)
こういう種類があるわけじゃないんだろうけれど、飼い主さんはご自身のブログの中で『スモークさび猫』とおっしゃっていた記憶があります。 言い得て妙。 実に楽しく、シックな毛並みなのですが、ちょっと彩色がうまくいかない。 毛並みに目を奪われていると雰囲気全体のバランスが悪くなるので、結構手を焼いた記憶があります。古生物を描く隙間の気分転換で、時間の制約があるので仕上がりがいつもアバウト。 ホントは前脚まで入れたかったのですが、写真を見ながらの構図の限界でした。この『蘭ちゃ』(呼び方が蘭茶なのか…)の左前脚は他の体色とは違っていて、スモークする前のような色具合で、神様が念入りに塗っていてふと用事を思い出してそのまんま仕上げずに忘れてしまったのか、それとも、履かせるソックスを左前脚だけ間違ったのか… 非常に特徴的な毛皮でした。 この間展示した『もか=Moca』もそうですが、こういう色合いの猫は多くのヴァリエーションを持っていて、うれしいことにたくさんの方に飼われていたりします。 こういう猫ちゃんを描いていると生き物の多様な色彩と種の生き方の違いを考えさせられますね。 人と共存ししてゆく動物は多かれ少なかれ、人の感性を反映させた体型や色を発達させてゆきます。 それは猫自身がそうしようと思ったものではないでしょう。 犬にも猫にも様々な種類が登場し、今も世代の定着を認定され、新たな種類の猫や犬が生まれてきます。 そういう人間側のダイナミズから一端ドロップアウトして、再び自分たちで存在をアピールしはじめる猫達の中に、『蘭ちゃ』や『もか』のようにもう一つの種の流れを静かに主張しはじめるものが生まれているようです。 ペットショップにはいないけれど、偶然が生むこの体色のシックな主張は人為ではいかんともし難い混沌の中で汲み出される宝です。 チラリと覗く牙の先端に鞘に収まりきれない野性があるみたい。 https://youtu.be/97MaExxbCjo?si=bn55gNwJr9wnMWv0 音楽はエリック=サティのジムノペディ第1番 たくさんのピアニストが弾いているけれど、この曲だったら高橋アキさんよりボクはお兄さんの裕司さんの方がしっくりくる。 ジムノペディは古代ギリシャの神々を湛える酒宴のエクストラガンツァ(どんちゃん騒ぎ)を意味する言葉ギュムノパイディアからきているらしい。 サティのこの曲はその宴の後の寂寥を感じる。 大理石の石段のあちこちに酔っ払った人々が転がっており、おお鼾で眠りこけているその隙間を音もなく猫がその愚かな肉の塊をスルスルとよけながら降りてくる。 表情には呆れた顔も怒りもなくて、彼は噴水の受け皿に背を伸ばし、赤い舌でひっそりと水を飲む。 そんな、感じだな。
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