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A&M Records
ラッパマークのA&M… ポリスとスティングのレコードで知ったのでイギリスのメーカーだと思ってたけれど、アメリカのレーベルだったのですね。 その他、セルジオ・メンデスやカーペンターズも。 昔買って持っていたポリスのシンクロニシティーのLPを久しぶりに聴いてみると、アルバムの最後にあるTea in the Saharaが特に印象に残った。 私がA&M Recordsの名前を知ったのはスティングの「Bring on the night」から。 1985年だったか?新聞の記事「CD新譜情報」 にこのアルバムが紹介されていて国内版の発売は2ヶ月後と書かれていたけれど、秋葉原のレコード屋にいってみたら輸入盤がすでに売られていたのですぐに購入。カセットに録音して学校の帰り道に「ヘッドホンステレオ」でよく聴いたものでした。 シンクロニシティーが良かったのでUK盤のLPはどうなんだろうと買って聴いてみると、このアルバム、ライブ録音した何回かの中から良い演奏を選んでまとめている。録音のセッティングが日によって違っていることがわかります。あれ?こんな感じだったかなと古いCDをかけてみると、こちらは違和感というか違いが感じられず、落ち着いて聴いてられる。 LPのほうが、音の迫力は良いのかもしれないけれど、私はCDのほうが慣れている。 レンタルで借りたこのアルバムの「最新リマスター」はひどかった…。スティングの後ろでタイトなベースを弾くダリル・ジョーンズの音がすっかり抜け落ちていた。ベースの音らしきものはきこえるけど…。2000年代の最新技術使ってるんじゃないの? ディスク・ユニオンに行くと、輸入盤のオリジナルCDが650円で売ってて…こっちのほうがどんだけ良いかわからない。
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Columbia : UK -Classical
1960年代までイギリスではレコードの製作に真空管のシステムが長く使われていたらしい。 そのため「最新技術を使ったアメリカ盤」とでは音質が違う。この年代のイギリス盤は最高です。 ○R. Strauss : Four Last Songs / E. Schwartzkopf, G. Szell, Radio Symphony Berlin. -UK, Columbia, 1966 これまで聴いてきた(ジャンル問わず)録音の中でこのレコードが私のNo.1。 ○R. Strauss : Don Quixote / G. Szell, Cleveland Orch. -UK, Columbia, 1961 ピエール・フルニエがチェロを弾いたこの曲は名曲・名演奏なのに高音質CDが出てない。
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Columbia : UK -JAZZ
○Bud / Bud Powell Trio. -UK ; Columbia, 1963 このアルバムはアメリカRoost盤を復刻した国内盤で聴いてましたが、イギリスColumbia盤を見つけ購入。 このアルバムでよく問題にされる「音程:ピッチ狂い」はアメリカ盤のまま。でも、音が近く、厚みがあります。 Muuseoにこれを入れたいため、つい先日初めてCDを買いました。 久々に聴きましたが、「もうこれ以上なにがあるんだ」と満たされた気分になります。 高校時代のジャズ好きの先生は「バドはブルーノート盤よりこのルースト盤の方が好き」といってLPレコードを貸してくれたのを思い出します。 #レコード #名盤
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Columbia : US
このレーベルは戦前〜1960年代のメジャーレーベルであったが、「質をほんの少し落としてでも大量生産した」メーカーではなかったのか?などと考えることがあります。 同じColumbiaといってもイギリス(UK盤)の同じ時期のものと比べると音質に違いがある。 ○Miles Davis / Kind of Blue. -US : Sony, 1997(SACD) Blue Noteを聴き込んだ後、マイルス・デイビスのトランペットを聴くと、音楽が体に染み込んでくるような感じがします。LPレコードのオリジナル盤はどうなのかわかりませんが、シングルレイヤーのSACDは素晴らしいです。 マイルスの録音はほとんど持っていなかったので、このSACDの他、映画「死刑台のエレベーター」も持ってて良かったと「今頃」気づいたところです。 ○Bach : Partita No.1,2, Italian Concerto / Glenn Gould. -US ; Sony, 1999 このパルティータとイタリア協奏曲が入ったコロンビア盤レコードは廃盤、中の演奏は別のセットに移植されて見たこともなかったが、1999年にSACDとなって復刻された。 ジャズギタリストのパット・メセニーが尊敬する音楽家としてグールドをあげている話を読んだことがあるが… グールドのレコードといえば、ピアノの音のふくよかさがなく、硬い… さらに売られているCDのジャケットが貧弱というイメージがあり購入をためらっていた。 でもこのSACDはきちんとピアノの音がする。ジャケットデザインも新たに作り直されているのは素晴らしい。 ○ジングル・ベルス / Frank Sinatra with the Ken Lane Singers. -日本コロンビア, 1947 フランク・シナトラの歌うジングルベル。アメリカコロンビアの録音を日本で作ったものらしい。デビュー間もないシナトラは私の知っている大ベテランというより、まだ緊張感を感じさせる歌を歌っています。 SP(Short Play)盤のため、ジャケットなし。このラベルが見えるように丸い穴をあけた茶色い紙袋に直接入れて売られていたようです。
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鶴田謙二作品集
ここまで取り上げてきた「奇妙なコレクション」の中で、日本の漫画を選ぶことは、それこそ奇妙なことかもしれませんが、作者の鶴田さんが言うところでは「漫画家としては1991年に描いた○○○で終わりにしていた〜」とのこと…。作品集が出たのは1998年。 そんなこと自体が奇妙なことです。本当に「終わり」であれば、作品集など出版されないはず。 私はその「1991年の漫画家として終わりの作品〜チャイナさんの願い事」で鶴田謙二を知り、彼の「次回」はいつ?と待っていました。これが…いつまでたっても「次回」は出てこない。タイトルの違う別の作品もみんなそんな感じです。 でも…そんな作者の魅力的な作品を「奇妙なコレクション」に加えることにしました。 ○ 鶴田謙二作品集:Forget me not / 講談社, 1998 この本も「書き下ろしが入る」とのことで結構待たされ、発売日も延期されたのではなかったか? この本ではなかったかもしれないけど発売予定日1ヶ月前になっても鶴田さんは「まだ何もしてませんけどどうなるのでしょう?」みたいな本人によるコメント書き込みを読んだのには笑いました。 ○ チャイナさんの憂鬱 ; 漫画原稿再生叢書 / 復刊ドットコム, 2020 1990年頃アフタヌーンコミックに連載されたチャイナさんシリーズの第1話(といっても掲載当時は3回に分載されましたが)の原稿を再現した豪華本。 A3版のサイズでページめくるのも「少し丁寧に扱わないと折れるかも」と緊張します。 この写真も、「しまった、直射日光に当たってしまう〜」とヒヤヒヤものです。 日本の漫画家の「奇妙な」といえば、花輪和一、小川幸辰… 日本作家の本棚なら、寺山修司、澁澤龍彦… など、いくらか分岐できそうですが… それはまた。
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ウジェーヌ・アッジェ作品集「パリの乗り物」
私はきちんと調べたことがないのですが「フランス第三共和制下のパリ」の風景写真。 アッジェが残した写真は貴重なものだということです。 私は今、インターネットで見つかる少し前(1970,80年代)の日本の風景も貴重だと思っていますよ。
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ユーリー・ノルシュテイン作品集
素晴らしい映像芸術作品です。
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映画「U・ボート」完全版
1982年日本で公開された映画「U・ボート」はドイツで作られたテレビドラマ(全5話)を再構成した縮小版でした。 ビデオで見られるようになってから「完全版」としてオリジナルの全5話が手に入るようになりました。昨年発売されたブルーレイディスク盤は画像が鮮明になりおすすめです。 劇中、潜水艦内部で乗組員の士気を高めようと流される「英語の」ポピュラーソング「ティペレリー」はyoutubeで全曲(短い歌ですが)聞くことができます。随分長いこと探しました。 https://youtu.be/k07huMs7so0
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ナチス / アルバート・シュペーアの建築
ナチスは否定されるべきですが、建築は「悪魔に引き寄せられる」ような魅力があります。 その昔(1990年頃)、東京の「おしゃれなバー」のプランを立てたデザイナーが「ナチス建築に影響された」などと発表し、ドイツ人から猛抗議を受け、計画変更になったという事件がありました。 ○ Albert Speer : Architecture / Rob Krier. - A&M, 1985 建築家ロブ・クリエがまとめた豪華本。図版が圧倒的。 ○ 未完の帝国 / 八束はじめ ; 小山明. -福武書店, 1989 ナチスドイツ建築の考察。 ○ ヒトラーの建築家 アルベルト・シュペーア DVDボックス ドイツで放映されたドキュメンタリードラマ。 実在する証言なども入っているが、このドラマだけでは意味不明な話が多い。 ドラマの原作本を読めば、証言の内容が理解できるのか???
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フリッツ・ラングの作品
○ 1985年、ジョルジオ・モロダーがカラーを入れて復活させた「メトロポリス」。古い映像が芸術的に見えたし、バックにつけられた80年代のロックも最高でした。 映画上映当時のジョルジオ・モロダー版はフィルムの散逸によりかなりシーンの抜け落ちがありましたが、現在は完全版のディスクが手に入るようです。 でも、色がつけられ音楽付きの印象が強く、オリジナルの白黒映像は未だに見たことがありません。 ラングが描いた未来都市はアメリカの出版社Prestelの画集「FILM ARCHITECTURE(フィルムの中の建築)」にも取り上げられています。 ○ フリッツ・ラングの大作、2部構成の「ニーベルンゲン」。 「ジークフリート」と「クリームヒルトの復讐」。私はビデオとLDを買って観ました。
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Die Tödliche Doris (致死量ドーリス)
1980年代後半にベルリンで活動していた「表現者」。 彼らは「我々は何も表現しない」と言っていた芸術運動「ダダ」を思わせます。 1987年に来日しました。 レコードは…とても聴けたものではありませんが、貴重品らしいです。 ビデオも持ってます(貧乏学生やってたのによくも買ったものです)。
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ブラザース・クエイ作品集
初めて見たのは1989年ごろ、六本木にあったWAVE:シネヴィヴァンで上映された「ストリート・オブ・クロコダイル」でした。 なんだかわからない奇妙な世界です。 現在はブルーレイディスク盤も売られていますが、レーザーディスクに入っていた「ヤノシュ・ヤナーチェク」が何故か日本版にはありません。 音楽ファンとしては気になる作品なのですが…。
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Geffin Records
音質はこれといって特徴はないが、ジャケットのデザインが凝っている。 そもそも会社のロゴが3Dになっているのがかっこいい。 1982年、自分のこずかいで初めて買ったASIAのアルバム、忘れられません。 ○still life (talking) / Pat Metheny Group. -1987 この有名なアルバム、CDは持っていたが、いつのまにか紛失。ここに収められた曲はグループの実演でなんども聴けたので、改めて買うことには抵抗があったが、LPを発見し、再購入。 LPの方が演奏者が近いように感じる。
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RCA VICTOR “LIVING STEREO”
Brahms: Violin Concerto / H. Szeryng, P. Monteaux, London Sym.. -RCA, 1959 オリジナル盤。ebayで出た時に入札したが、100ドル超えたので断念。ebayの入札を見ていると、海外のオークションは「手に入れるためなら限度なし」という雰囲気で手に負えません。 これが1959年の録音なの?と思う…。
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Analogue Productions(米), Speakers Corner(独)
2000年代に入って「1960年代の古い録音は実はすごい音が入っていたんですよ」と、証明するようなレコードを作る会社が出てきました。 この2社はその代表的なところで、私もいくらか持っています。手持ちの中からお気に入りを…。 ○Getz / Gilberto. -Verve,1963原盤 45回転 2枚組 2011年発売 有名なレコードですが、CDだけ見ても買おうか迷ってしまうくらい種類が多い。 2013年にもユニバーサルから高いシングルレイヤーSACDが出ていたが…「また今度」。 45回転盤があるのを知りUNIONに注文、2ヶ月ほどかかってようやく入手。 ○レスピーギ:ローマの松、ローマの噴水 / F.ライナー, シカゴ交響楽団. -RCA, 1959原盤 45回転 2枚組 2017年発売 45回転盤は発売されるとすぐに売り切れてしまうので、情報戦です。 ○Pictures at an Exhibition / Emerson Lake & Palmer. 「展覧会の絵 / ELP」Speakers Corner, 2004 聴いたことがある方ならわかると思いますが…、始めのテーマの大聖堂のパイプオルガンの響き、これ以上の演奏を知りません。
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