Lou Reed / Berlin (RCA Victor, APL1-0207) <July 1973> その②-1

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Lou Reed / Berlin (RCA Victor, APL1-0207) <July 1973> その②-1
(Side A)APL1 0207A 9S A1
(Side B)APL1 0207B 9S A2

本当に素晴らしい作品です。

コンセプト・アルバムということからこの作品を「サージェント・ペパー」と比較されたとき、ルー・リードは「あんな作品と比べるな」と嘯いたと読んだことがあります。実際、個人的には「サージェント・ペパー」よりも好きだし、聴いた回数もはるかに多いです。

商業的には失敗し、ステージで演奏されることもなかったそうですが、アルバムは忘れられることなく、むしろ評価は上昇。発表時はRolling Stone誌で"a disaster"と評価されたにもかかわらず、同誌の2012年の" 500 greatest albums of all time"の344位にランクされました(もっと評価されてもいいと思いますけどね)。

ちなみに、ルー・リードの遺作になった「ルル」が出たとき、デヴィッド・ボウイはこんな風に言ったとか。"これはルーの最も素晴らしい作品だ。最高傑作だよ。待っててごらん。「ベルリン」みたいになるから。理解されるには少し時間がかかるけど。"

https://www.youtube.com/watch?v=Wo9nZEalABQ

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