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- Duke Jordan (live at Porsche, Yamaguchi city, February 8, 1994)
Duke Jordan (live at Porsche, Yamaguchi city, February 8, 1994)
Duke Jordan (live at Porsche, Yamaguchi city, February 8, 1994)
デューク・ジョーダンの代表作 “Flight To Denmark” の録音は、50年前の今日、11月25日です(一部は12月2日)。18-20歳ごろ、アドリブのラインまで口ずさめるほど愛聴した、強い思い入れのあるLPです。ほか、別テイク集ともいえる "Two Loves"と、1975年の同趣向の "Truth" は、どれも甲乙つけがたい名盤でした。
10代の頃はジャズのレコードを2-3枚しか持ってなくて、兄のレコード棚から引っ張り出して聴いてました。もっぱらピアノ・トリオばかり、それもビル・エヴァンス、キース・ジャレット、デューク・ジョーダン、マル・ウォルドロンなど。マル・ウォルドロンの"All Alone"ばかり聴いて、音を拾って弾いたりして。兄に「おまえはジャズが分かってない」と言われたのを覚えてます(確かにそうだったと思います)。
大学でジャズを演奏するようになりジャズについて少し分かるようになってきたころ、「初めて聴いたプロ」が、行きつけのジャズ喫茶でのデューク・ジョーダンでした。
店はもともと50㎡もないぐらいの狭い店で、チケットの番号は55になってますが、入れたのは30人もいなかったはず。
・・・最高だったなぁ。どんな曲をやったのか、すっかり忘れてしまいましたが。
2003年ごろ1か月ほど入院していた時に兄か弟がプレゼントしてくれたCDにも、デューク・ジョーダンが一枚混ざってました。
また生演奏で聴きたいな~と思ってましたが、気が付いたらすでに亡くなっていました。
今日は、久しぶりにレコードを引っ張り出して聴いてます。
Glad I Met Pat、恋人と出会う歌でなく、姪っ子に会ったイメージ。中勘助の妙子さん、みたいな。
https://www.youtube.com/watch?v=Nld2yaO6MWU
作者マット・デニスのコミカルな雰囲気でもなく、切々と悲しく歌うわけでもなく、あっさりとしたEVerything Happens To Me も魅力的。
Everything Happens To Me (live, Paris, 1994)
https://www.youtube.com/watch?v=D1M6pHW6GbI
Subway Inn
https://www.youtube.com/watch?v=rFM-hyyVq9g
Truth
https://www.youtube.com/watch?v=ZgN2RVLE_Uk
32nd Street Love
https://www.youtube.com/watch?v=EVeqd-cXspA
ああ、どれも素晴らしい。