- Cookie-Records Museum
- 1F メイン・ストリーム・ロック~ポップスのプロモ盤
- Jim Kweskin Jug Band / Garden Of Joy (US, Reprise Records, RS 6266) <1967>
Jim Kweskin Jug Band / Garden Of Joy (US, Reprise Records, RS 6266) <1967>
Jim Kweskin Jug Band / Garden Of Joy (US, Reprise Records, RS 6266) <1967>
(SIDE 1) 10693-1A R6266A
(SIDE 2) 10694 1A R-6266B
「ジャグ・バンド」は1900年に生まれ1930年後半ごろまで隆盛を誇った、楽器を買えないような貧乏人音楽。「スキッフル」と大きく重なるイメージのジャンルの音楽です。
「ジャグ・バンド」は1950年代後半以降にアメリカで(「スキッフル」は1960年代にイギリスで)リヴァイヴァルした、そうです。そのジャグ・バンド・リヴァイヴァルのブームのアメリカで人気を二分したバンドがこのジム・クウェスキンのバンドと、イーヴン・ダズン・ジャグ・バンド。"Garden Of Joy"はバンドにとって4枚目・・・だったかなと。
「古き良きアメリカ」という言葉が結局いつの時代を指すのかよくわかりませんが、僕にとっては1930-50年代あたりのイメージです。音楽だと当然ロック以前、ジャズならハード・バップ以前の、アコースティック楽器が中心のリラックスできるシンプルなもの。この作品は、そうした「古き良きアメリカ」っぽいイメージの作品です。
https://www.youtube.com/watch?v=arSIlfNLS8A
話がズレますが「スキッフル」のリヴァイヴァル・バンドで一番有名なのはもちろんビートルズの前身である「クオリーメン」です。ただ「クオリーメン」音源はちっともジャグらしくありません。これは「クオリーメン」が独自の方向性を持っていたからか、あるいはイギリスの「スキッフル」がそうだったのか・・・・。