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ドラえもん のび太の新恐竜
「のび太の恐竜」なんと3回目の映画化。いや、原作が名作で、スピルバーグ(E.T.を作る前)が影響を受けたってくらいだから、そりゃ映画監督にしたら挑戦し甲斐のある題材でしょう。で、今作は、と。
前作、前々作で主役だったフタバスズキリュウは退場。なぜなら、首長竜は「恐竜」じゃなくなった(ということが一般に認識された)から。代わりに、羽毛の生えた「恐竜から鳥類へのミッシングリンク」の双子が主役。最新の学説を追いかけなきゃならんのか。漫画も大変だ。
内容は、大人が見るとぼろぼろ泣いちゃうような「子供の成長」に焦点を当てた物語。もうね、いかんね。のび太が病気の恐竜を看病するシーン(物語前半だよ)だけで涙出ちゃうもの。劇場の客席が「ソーシャルディスタンス」とやらで、一つおきになってるのがありがたかった。我が子に父の泣いてる顔を見られずにすんだよ。
後半、つまり原作とは違う展開の「ピンチからの脱出」は、「本当にそれでいいのか」って展開がぼちぼち。「それでよかったのか」を子供と話し合ってくれということなんだろうか?
パンフはシールやペーパークラフトがついたサービス満点仕様。大人向けに、監督や脚本家へのインタビューもちゃんと載ってる。ミスチルの歌の歌詞も載ってる。これがまた、泣かせるんだ。